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恵比寿「七一飯店」七日に一度だけ食べることができる魯肉飯

  • 2020年10月3日
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恵比寿と渋谷の間、氷川の杜公園そばにある七一飯店さん。こちらは現在水曜日のみこちらで開店するいわゆる間借りの形態で営業されている魯肉飯屋、間借りとはいえ通常は飲食店ではなく、インテリアやライティングなどを含めた場所を作るブランドのスペースであるためいつもとはちょっと雰囲気が違うところでいただくことができる店舗でもあります。

 

 

店内はテーブルとカウンターがあり、カウンターはカマドの延長にもなっており、カマドには羽釜が見えます。空間デザインをされていることもあり美味しいご飯が食べられるような雰囲気が感じられます。

 

 

メニューは魯肉飯、雞肉飯、哈排骨湯、そして滷蛋。台湾の街角に良く見るメニュー構成です。特に哈排骨湯はスペアリブとアサリと椎茸、どれもいい旨みが出てくる素材で魯肉飯とこの排骨湯の組み合わせで頂くことが定番と化していますが七一飯店さんではこのスープをメインの一つに据えています。哈排骨湯は次回のお楽しみとしましょう。

 

魯肉飯はあっさりと、ホロホロとなるまで煮込まれており脂は感じられません。五香粉はほんのりと香り椎茸の旨味と固めに炊かれたご飯と相まってつい箸がが進んでしまいます。添えられた高菜はおかわり出来るのも面白いところ。また魯蛋は半熟卵になっており齧るもよし、黄身を絡めて食べるも良し、なんとなく台北の両面目玉焼きを乗せた魯肉飯を思い浮かべてしまいます。

 

店内はもちろん持ち帰りもされており、そのうち並ぶこともあるんでしょうか。台湾では持ち帰りのほうが並んでる列が長いことがあるんです。

 

店頭はまさにインテリアを扱う店舗と感じる素敵なもの。ガラスに透けて羽釜が見えるのも面白いところです。それもそのはず、この七一飯店さんが間借りするD.Stockさんのショールームというべき場所のオーナーは飲食店のデザイン設計もされる方々でいろいろな素敵な飲食店を造ってきています。それだけに店内の動線もうまく考えられており飲食店ではないのに飲食店として使うことができるんです。

※こちらの店舗のD.Stockさんはインテリアを扱いますが法人向けのため小売りはされていません。

 

こちら意外でも中延の喫茶店「サンタフェ」さんでも七一飯店の魯肉飯は頂くことが出来るようです。

 

路地の場所に七日に一度の開店ながらいらっしゃる方も多く、これからも折を見て伺うことにしましょう。

ごちそうさま。

 

 





七一飯店

最寄り:JR山手線 恵比寿、東京メトロ日比谷線 恵比寿、JR山手線 渋谷

住所:東京都渋谷区東2丁目20−2 三和ビル

営業時間:11:00〜15:00

休日:木曜から火曜(水曜日のみ営業)

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

 

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下高井戸「MEILI」台湾産コーヒーとともに。

  • 2020年9月24日
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路面電車にも似た東急世田谷線の終着駅である下高井戸駅、そこはまだこんな懐かしい商店街があるの?と思うほど小さいお店が連なる通りがいくつもあります。
カフェMEILI 美麗さんは2020年にオープン、その前は各地で台湾産コーヒーと台湾産チョコレートを販売し、台湾産コーヒーの美味しさにとりつかれたファンを増やしてきました。
オープン後少しずつ品数を増やし、ランチで混ぜそばやルーロー飯を提供することになり着実に楽しみなお店となりつつあります。

 

下高井戸駅からすぐの場所にあるMEILIさん、一本裏でもあるため落ち着きつつも地元の人々の通り道になり、買い物がてら立ち寄る姿もちらほら、すっかり地元に根付いているようです。

 

 

入り口を入ると奥に奥にカウンターがありパイナップルケーキやコーヒー豆、そしてチョコレートの数々。もちろんコーヒー豆とチョコレート(もちろんカカオ豆も!)は台湾産でこれからブレイクしていくであろう人気も伺わせます。

 

 

お手洗いで見つけた台湾のポスター、室内と室外では間隔の取り方が異なることを示していますがなんと犬の数で距離を換算するというかわいさ。足での何歩や腕を伸ばした時などと言われがちですが柴犬の大きさなら分かりやすいもの。

 

 

魯肉飯は八角がしっかり香り、口に入れた時にはさっぱりと甘く感じるものの噛んでいくと醤油の塩気と脂のコクを感じるなんとも不思議な食感。そして食べ進めると煮溶けた肉のような感じもある一口で何回も味わえる魯肉飯です。

 

 

もちろん大好きな珈琲もいただきます。柑橘系の香りが好きで選んでもらった嘉義の珈琲をアイスにて。台湾産のコーヒーというと阿里山が有名ですが台湾各地でコーヒー豆は生産されており、決して大きくない台湾の島ながら様々な違いが見られるコーヒー豆が作られているのも南北に長い台湾を走る最高およそ3800mの高峰がある中央山脈が走り、それぞれに気候が違うことも影響しています。ただ、まだまだ生産量が少なく希少価値が高いために価格が高いのが悩ましいところ。

珈琲も美味しく、もちろん魯肉飯も美味しく、かき氷や甘いものも定評があるMEILIさん。またちょくちょく伺うことにしましょう。
ごちそうさま。

 

 

 





MEILI 美麗

最寄り:京王線 下高井戸、東急世田谷線 下高井戸

住所:東京都世田谷区赤堤4丁目45−17

営業時間:11:00〜21:00

休日:無休

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

 

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神保町「関山米穀店」ワインとともに。

  • 2020年6月14日
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書店が連なる神保町とも言われる街ですが、北は楽器の街御茶ノ水、南は金融の街大手町、東西南北どちらへ向かっても食にうるさい人が働き、それぞれが混じり合う場所でもあります。

 

路地を入ったところに位置し、何の店だろうとのぞいてしまう人を惹きつける雰囲気があり、いつも引きも切らないカウンターのみの関山米穀店さんは名前は米屋のようですが、親の代まで続いた屋号を引き継いでおり愛を感じるものです。

 

いつもはカウンターに人がいないということはない店内、ポーションのちょうど良さ、店主の目配り、バイザグラスの豊富さで女性客も多いのがうなずけるものがあります。

 

スパニッシュ、イタリアンがメインではありますが、食材ごとの旬を感じる調理でメニューを見てもどれも食べたくなってしまうものばかりでついつい悩んでしまいます。

 

スパニッシュ、イタリアンなら合わせるものもワインが多く、びっくりするほど豊富なワインで特にグラスで出して頂けるものも多くあります。「こんなものが飲みたい」と伝えれば直球と変化球を合わせて出される楽しみがあります。

 

まずいただいたのはエビのカナッペ ゴイスアルギ風。あぶり焼きにしたエビの香ばしさと酸味があるサルサとマッチしてワインとともに胃が元気に動き出すのがわかるようにも思えて一口目にピッタリ。

 

ブロッコリーのプッタネスカソース。ブロッコリー自体にあえていないことでさっぱり感がありつつもオリーブとトマトのコクがあるソースで普段プッタネスカのパスタのイメージがいい意味で崩されます。

 

さりげなくカウンターに飾られる一輪挿しがまた心を和ませます。

 

牛トリッパの煮込みもトマトとハチノスの旨味がぎゅっと詰まっています。

 

ワインはスペインやイタリアに限らず世界中のワインもあり、もちろん山形の日本ワインも揃えられているんです。

 

コヨーテのロゴが素敵なイタリアトスカーナのワイン、ワインの豊富さと好みをついてくる店主のセレクトにも惚れ惚れとします。

 

ナチュールもあるのも最近らしいところ。その時々で変わるナチュールは面白いんです。

 

続いてカネロニのグラタン。ラビオリが筒状になったと言えばわかりやすいでしょうか、肉が詰められており熱く焼けたホワイトソースとハフハフ言いながら食べるのがまた良く、ワインは赤が良くあいます。

 

キャロットラペは早い段階で食べることが多いようにも思えますが、日本で言うと香の物としてもちょうどよく、最後から二つ目くらいに食べてもちょうど良いんです。柑橘系の香りが立っていてボウル一つ食べられそう。

 

そして台湾の豚めし、ルーローハンは強めの五香粉の香りで台湾のコンビニで感じるあの香り。台湾に帰ってきた。とも感じてしまうもの。北部らしい濃い目の味付けですが甘味も程よく感じられます。ワインとタパスの店 関山米穀店というだけあり魯肉飯にワインが合うことがわかりました。

店主に聞くと台湾で習ってきた魯肉飯だと。なるほど台湾の風を感じるわけです。美味しいワインもそれぞれ飲んだあとに魯肉飯をいただくことができるなんで最高としか言えません。

COVID-19によってしばらくはテイクアウト メインの縮小営業をされていましたが、6月ごろを目処に少しずつ店内でも賑わいを見せているそう。
テイクアウトではルーローハンのアタマとしても販売されていましたが、これからはどのようになっていくのでしょうか。
人気店でなかなか入れない関山米穀店さんですが、折を見てまた伺うことにしましょう。
ごちそうさま。

 

 





関山米穀店

最寄り:東京メトロ半蔵門線 神保町、都営三田線 神保町

住所:東京都千代田区神田小川町3-9 AS ONE神田小川町ビル 1F

営業時間:17:00〜24:00

休日:日曜

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

 

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浅草橋「台湾茶房 家豆花」台湾母さんの魯肉飯

  • 2020年3月20日
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浅草橋から蔵前、田原町を結ぶエリアには店舗の商材やアクセサリーや鞄に使う金具など様々なものを扱う店が集まっており、何か足りなくなれば浅草橋に行けば仕入れることができる街です。そんな街に最近集まりつつある台湾関連の店舗、3月に開店したばかりの家豆花さんは台湾スイーツの豆花と台湾茶をメインとされるお店です。

 

スイーツのお店とはいえ、店頭に掲げられたルーロー飯とチーロー飯の木札。こんな素朴な木札と緑色のガラス扉が否応にも台湾を想わせるものがあり、現在の世界状況を鑑みると涙が出てくるほど嬉しいものです。

 

なにかそそられる入り口。右手にテイクアウト窓がありますが、使われてはいないようです。

 

メニューはあたりまえのところで上から豆花が書かれており、豆花のお店であることがわかります。台湾の国の形が書いてあったりとほっこりとする黒板です。

 

そう!このチープな箸立てがまたいいんです。台湾の街中の現地の人しか行かないような食堂に行くとよく見る箸立て。台湾だと袋入りか金属製の箸が入っていることがほとんど。日本で手に入りやすい割り箸が入っています。

 

ランチセットはルーロー飯かチーロー飯。スープとデザートがついて1000円。デザートは豆花か愛玉の2種類から選ぶことができます。嬉しいのがレンゲが大小二つついてくること。柔らかい豆花をしっかりとすくうことができるレンゲは食べやすいんです。

 

ルーロー飯は南部を思わせるふんわりとした甘さを感じることができ、八角や五香粉が使われていません。レシピによって様々ですが北部と比較して南部の魯肉飯には八角や五香粉が感じられないことが多いようにも思えます。魯肉の色から感じられるようにしっかりと肉が焼いてあり香ばしさも感じるルーロー飯は優しく、毎日食べても飽きなさそうです。

 

スープも大根が使われているさっぱりとしたもの。シンプルでうまみがあるスープは意外と日本で食べられる機会が多くなくじんわりと感じるものです。

 

デザートの豆花はふわっとしつつサクッと感じるような不思議な食感。いろいろ入った豆花も良いですがシンプルに緑豆が添えられておりこれまた優しい甘さを感じるシロップとの相性が最高です。

 

ほぼ開店と同時に入ることができましたが平日にかかわらず、すぐに満席となり待つ方もおられたほど人気店となりつつ家豆花さんは飲食関連が始めてのお母さん方3人でお店を営業されていますが、まさに目が回るような忙しさの中ですでに堂に入っているように見えます。優しさでできたルーロー飯も美味しいですが豆花も一緒に食べに、そして話好きなお母さん方とお話しする機会を作ることにしましょう。
またゆっくりと伺いましょう。ごちそうさま。

 

 

 





家豆花

最寄り:JR総武線 浅草橋、都営浅草線 浅草橋

住所:東京都台東区浅草橋2丁目29−15 1階

営業時間:月〜金11:30〜19:00、(14:30〜15:30はテイクアウトのみ)

土日祝12:00〜17:00

休日:木曜

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

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月島「Come on!家(カモンチ)」昼から一杯いかが。

  • 2020年1月31日
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もんじゃ焼きの街と言われる月島。隅田川と朝潮運河に挟まれ、古くからの工場地帯でもあり、古い木造建築が連なるエリアです。。
店舗がある周りはひっそりとしており、会社がある意外はあまり通らない場所に出来た「Come on!家(カモンチ)」さんはなにか家に来たようにも感じるほっこりとした空間です。

 

トタンの板に囲まれた建物が昭和の建物を感じさせつつも明るい間口で何の店だろう?と人を惹きつける入り口は昼と夜で景色が変わりそう。

 

看板のロゴもまた素敵で家の形とワインに、家に飲みに来たと思わせるような思いを込められているのでしょうか。

 

週の前半は昼のみ、後半は夜のみの営業と、ずれた時間の営業のため休みが不定な方でも立ち寄れる時間なのが嬉しいところ。
人気店で入れない時もあると聞いたカモンチさん、この日は寒い雨の日で客足もまばらで思いの外ゆっくりと飲むことが出来ました。ワイン、日本酒、ビールとアルコールも豊富にあり、スタートはスパークリングワインを頂くことにしましょう。

 

もともと和食の経験がある方々で料理は和食の素材を使いつつ、洋を取り入れたもの。ワインにも合いつつ日本酒とも合わせやすいものが多いように感じられます。
いただいたのは切り干し大根とオイルサーディン。サーディンを崩しつつ切り干し大根を摘みながら飲むのもゆるゆるとした昼呑みの時間の幕開けです。

 

全面ガラスとなっている入り口から見える雨降りの外は絵画を見ているよう。ライティングが絶妙で明るくも落ち着く不思議な空間です。

 

グラスで頂けるワインの数も赤、白それぞれ豊富にあり、割烹にも思える料理との嬉しいギャップを感じます。
ワインはナチュール(自然派ワイン)がメインに揃えられ、新しい作り方で今までにはないタイプのワインを好んで並べているのも特徴で次に行った時には何が飲めるんだろう。とワクワク出来るもの。

 

定食相当なのが「ごはん」、主菜と小鉢、味噌汁とご飯が定食となり、追加でドリンクセット、もう少し追加でアルコールもセットに出来てしまうという休みな人にとってはすごく嬉しいセットです。

 

もう少し摘みながら呑みましょうか。良く見るチーズの薫製ではなくチーズの紹興酒漬けは苦味と旨味が加わりワインはもちろんですが、日本酒の香りを殺さない程よく紹興酒が感じられます。

 

こんなチーズを出されたら日本酒を頂かねばなりますまい。

 

福岡のみいの寿のイタリアラベル。イタリア語で雪というNeve。プチプチとした濁り酒ですが甘くなくスルッと飲める新雪を口に入れたようにも思える儚いもの。チーズとの相性が最高です。

 

最後に頂くルーロー飯は少し大きめなご飯茶碗に盛られ、またキレイ。元々台湾の茶色いご飯でもある魯肉飯はなかなか美しく見えるものは多くありませんが、キレイと思える魯肉飯に出会えました。
ルーロー飯はというと、軽くしょっぱめなタイプな味付けで懐かしさを感じます。八角もほんのりと感じられるようにも思えますがしっかりとした醤油の香りのほうが勝り、同時に赤味噌もふんわりと感じることができ、これまた日本酒と合わせたいものです。
ルーロー飯をアテに飲み来る方がいらっしゃるとか納得出来るものです。

 

昼の時間で落ち着いてお話することが出来ましたが、夜の賑わっている時もまた違った面を見ることが出来そう。
遅いランチも平日の昼呑みも、そして土曜日も営業することがあり行く楽しみが増えました。
また伺うことにしましょう、ごちそうさま。

 

 





Come on!家(カモンチ)

最寄り:東京メトロ有楽町線 月島

住所:東京都中央区月島2丁目3−11

営業時間:月火水 11:30〜18:00(LO14:00)、木金 11:30〜22:30

休日:土曜、日曜

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

 

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新宿「広東麺チャーリー」懐かしのラーメンとともに。

  • 2020年1月9日
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新宿駅西口は移り変わりの激しい歌舞伎町がある東口とは異なり、風景の移り変わりはあまり感じられない場所で新宿といってもイメージしにくい街並みがあります。
とはいえ、移り変わりのある店舗もその中にはあり、広東麺チャーリーさんもその一つで2019/11/14に開店しました。

台湾料理の一つとして多くしられることが多い魯肉飯も最近では台湾料理以外でも取り入れられることが増え、ラーメン屋での扱いも増えてきました。
今回もそのラーメン屋での魯肉飯をいただきましょう。

 

新宿西口といっても大ガードのほど近くにあり、人通りが多い場所にある広東麺チャーリーさん。店内はカウンターとテーブルがあり、さっぱり目の懐かしいラーメンをいただくことができます。

 

最近でこそ台湾料理の排骨として名前が知られるようになってきましたが、その昔はパーコーとして唐揚げのように衣を着けて揚げた肉をラーメンに乗せられて食べていました。単品のように食べることができるのようになったもの最近のように感じます。
こちらではどちらも食べられるように別盛りにされているのが嬉しいところです。

 

まず出てきたのはルーロー飯。少し大きめに煮崩された豚バラ肉に少ししょっぱめの味付けがされています。五香粉がふんわりと感じられてラーメンが出てくるのが待ち遠しくなるものです。特徴としてうずらの卵が生で落とされていること。卵かけご飯が好きな人にとっては新鮮ながらも嬉しく感じるもの。
もう一つは揚げ玉ねぎが使われており、 油蔥酥とはまた違った味わいがあり香ばしさが感じられます。

 

パーコーもカリカリしながらしっとりした衣がそのまま食べても、スープに入れても良い塩梅になるようになっておりラーメン屋とも思えぬしっかりとしたもの。酸味がある赤いソースとの相性もまた良く、ビールを頂きたくなります。

 

メインであるラーメンはあっさりとした鶏ガラベースでありつつも、香味油の旨味が素晴らしく最近では少なくなった懐かしさを感じるラーメンでありつつもしっかりと新しい味を取り入れているスープです。そのスープには固めに仕上げられたストレートの麺がまた相性がよく、通いたくなるラーメンの一つとなりました。

 

シンプルで飽きないラーメンとルーロー飯もいただくことが出来る広東麺チャーリーさん。
良いお店を見つけました。また伺うことにしましょう。

ごちそうさま。

 

 





広東麺チャーリー

最寄り:JR中央線 新宿、東京メトロ丸の内線 新宿

住所:東京都新宿区西新宿7丁目1−4 小滝橋通り

営業時間:11:00〜23:00(LO14:00)

休日:無休

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

 

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蒲田「来富市場」羽田の玄関口にある台湾料理

  • 2019年12月9日
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京浜工業地帯とも言われる羽田川崎地区、その地区を通り抜ける第一京浜(国道15号)沿いにある京急線の京急蒲田。京急蒲田を基点に羽田空港、品川、横浜との分岐点でもあり文化も新宿や横浜に負けず劣らず雑多な雰囲気がある街は意外にも住みやすく、食べ物も困らず、そんな中にある台湾料理のお店「来富市場」さんを見つけました。

 

雑多とはいえ、京急蒲田の高架化に伴った街の再整備でガラリと変わった京急蒲田の高架歩道を渡って目の前にあるお店は一眼でわかる一等地とも言える場所にあります。

 

店内は比較的広く、テーブルの組み合わせで色々出来そう。比較的新しい整備されたビルは無駄がなく使いやすいレイアウトにしやすいのがメリットです。
カーテンで仕切れるため、子供連れでも比較的集まりやすいかもしれません。

 

魯肉飯は単品でもランチメニューのセットでもいただくことができます。
ラーメンとライスのセットといった位置づけであるため、普段ご飯少なめにされる方には多く感じられるでしょう。

 

まずはビールを。明るいうちのビールは気持ちの良いものです。

 

台湾の担仔麺を見慣れた目には大きく、ラーメン屋のラーメンサイズの担仔麺と魯肉飯。
これにデザートとサラダがついての値段であればかなりの満足です。

 

「ごま」とはなんだろうと思いましたが、小間肉を使った魯肉飯ということでした。
八角は感じられず甘めの味付け。椎茸の旨味が感じられなんとなく安心する魯肉飯です。

 

夜は賑やかになりそうなお店です。
なかなか便利なお店を見つけました。

ごちそうさま。

 

 





来富市場

最寄り:京急本線 羽田空港線 京急蒲田

住所:〒144-0052 東京都大田区蒲田4丁目10−14 201 あすとウィズ

営業時間:11:00〜15:00、17:00〜23:00

休日:無休

喫煙:可

台湾ビール:あり

 

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池袋「山林艸木」台南の味を駅チカで。

  • 2019年12月9日
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池袋は昔から中華圏の飲食と食材を手に入れるにはもってこいの地域であり、手に入れられる食材の種類は横浜中華街に負けていないと思われる、都内の中でも上野と並ぶ中華色が強いエリアです。
そんなエリアの中にあって西武池袋に開店した「山林艸木」さんは台湾は台南の発祥でまだまだ日本国内では少ないエリアのお店でもあります。

 

お店の発祥は茶葉を扱っていたため、メニューは「TEA TO LIFE」とある通りお茶から始まります。

 

まずいただいたのは、メニューの中で目を引いた花生鮮奶(ピーナッツミルク)、台湾南部ではピーナッツを使ったお菓子や飲み物が多くあり、ピーナッツの鮮烈な香りが感じられます。
花生酥を飲んでいるかのような香ばしさと甘みがあり、後を引く美味しさ。

 

魯肉飯は台南らしいビジュアルで肉のでんぶである肉鬆がかけられています。
日本では魚のでんぶが寿司によく使われますが、台湾では肉鬆が魯肉飯ばかりでなく、おにぎりに似た飯糰や蛋餅にも使われるメジャーな食材で肉鬆がかけられている魯肉飯は南部か中部の南投スタイルです。
味付けは甘みが効いており、八角は感じられません。魯肉のふんわりとした甘さが肉鬆との甘みとマッチしており、比較的盛りの良い魯肉飯にかかわらず食べ始めと食べ終わりで変わりなく食べられるやさしい一碗です。

 

駅ビルとも言える駅のそばに出店することが多くなってきた台湾の店舗は今までとは変わり、少し高級な、台湾人でも今日はいい物を食べよう、飲もうといった時に使う店舗が多く、ちょっと違った目線で美味しいものが食べられるようになってきました。
少し背伸びした魯肉飯もどんなものが食べられるのでしょうか。

楽しみが一つ増えました。
ごちそうさま。

 

 





山林艸木

最寄り:JR山手線 池袋、東京メトロ副都心線 池袋、西武池袋線 池袋

住所:〒171-0022 東京都豊島区南池袋1丁目28−18階

営業時間:10:00〜21:00

休日:無休

喫煙:禁煙

台湾ビール:あり

 

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中野「もっぱら」カレーの新時代と魯肉飯

  • 2019年11月16日
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中央線沿線の中野と言えば昔はサブカルの街とも言われていましたが、現在はラーメン屋や飲み屋と軒を並べてカレーの店が増えつつあります。そんなカレーの店の中に2019/11/9に開店した間借りカレー「もっぱら」さんは夜のみ営業している居酒屋「魚串さくらさく」の店舗を使って土日昼間のみの営業です。

 

今回たまたま見つけた店主の情報「ぶっちゃけカレーより魯肉飯がうまい」により伺うことがかないました。

 

店舗は居酒屋の多い裏通りにあり、最初迷うかと思いましたが看板が見やすく出ているために嬉しい配慮。

 

メニューはもちろんカレー、面白いのがフードペアリングとしてカレーの合い盛りが決まっており、魯肉飯はチキンカレーとの合い盛りです。

横に夜のメニューがかけられていますが、もっぱら営業中はもちろんカレーのみです。

 

夜に静かに摘みながら、本を読みながら飲むのもひとつ。文庫本がいくつか並べられているのは一人でしっぽりと飲みにくる方もいらっしゃるのでしょう。別の店ではありますが、夜も落ち着いて飲むころができそうです。

 

立ち飲みのお店でもあるため、テーブルはなく、カウンターのみではありますが、カレーを食べるには不足ありません。

 

魯肉飯とチキンカレーの合い盛りは、一目でキレイと感じるもの。台湾料理は全体的に茶色いものが美味しいといわれますが、茶色の中にも淡い、濃い色といったものがあり、こちらは濃い色の魯肉飯。五香粉が使われることがある魯肉飯は同じくスパイスが使われるカレーと相性が良いもの。こちらの魯肉飯はあまり五香粉や八角の香りは感じられませんが、カレーの旨味と合った肉の焼きが強い甘めの魯肉飯に仕上がっています。

チキンカレーは深めに焙煎したスパイスと漬け込みの長さからくる、炭火で焼いたような香ばしさが感じられます。今まで食べたスパイスの鮮烈さを感じるカレーとはまた異なり、新たな流れを作って行きそうであるカレーを頂くことができました。

 

カレーは週によってかわりますが、味の系統をそれぞれ変えて行くということなので毎週楽しみに伺いたくなるカレー屋を見つけることができました。

魯肉飯、カレーとどちらも美味しく胃袋が一つしかないのは残念とも思えてしまいますが、また伺うことにしましょう。

ごちそうさま。

 

 

 





もっぱら

最寄り:JR中央線 中野、東京メトロ東西線 中野

住所:東京都中野区中野5丁目60−3

営業時間:11:00〜14:00

休日:月曜〜金曜

喫煙:禁煙

台湾ビール:あり

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浅草「新楽園 台湾美食坊」花やしきとともに。

  • 2019年11月5日
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70年もの歴史がある、浅草寺裏手の花やしき遊園地。通りの中に門があっても遊園地とも思えない、街に馴染んでいる花やしきの前を走る通りが花やしき通りと言われ、そんな通りの中に「新楽園 台湾美食坊」があります。まさに目の前が遊園地と浅草寺という人通りが多い通りで雷門がある仲見世とはうってかわり、観光向けとはいえ地元に根付いた店が多く見受けられます。

 

昔ながらの居酒屋といった雰囲気も残りつつも、日本ではないなにかを感じざるを得ない店先。左側が厨房と通りに面した売り場ではありますが、台湾や東南アジアにある店舗の形態にも似ており、やっぱり日本とは思えません。

 

店内も中華のようでもありますが、台湾で見る配置そのもの。浅草のど真ん中といっていい場所にこんなディープな台湾らしさを感じるのは驚きです。

 

 

テーブルの配置からして台湾でよく見る配置。

 

いただいた魯肉飯は、しっかり目の八角の香りとは対照にあっさり目の薄味の魯肉飯。油葱酥のコクが感じられて濃いめの味付けを好む周辺の店とは異なる傾向です。高菜は思いの外甘くなかなかないタイプです。

 

浅草近辺には豆花の豆花大王さんなど台湾関連のお店も増えつつあり、どんな街へ変化していくのでしょうか。

これからも楽しみです。

ごちそうさま。

 

 

 





新楽園 台湾美食坊

最寄り:都営浅草線 浅草、東武伊勢崎線 浅草

住所:東京都台東区浅草2丁目29−2

営業時間:11:00〜17:00

休日:無休

喫煙:可

台湾ビール:なし

 

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