Skip to content

今日もルーロー飯。

  • ホーム
  • 魯肉飯とは
  • お店
  • レシピ
  • 今日もルーロー飯。について

三軒茶屋「帆帆魯肉飯」台湾に恋した滷肉飯。

  • 2021年1月18日
  • by
  • ryu

路面電車と同じような東急世田谷線がある三軒茶屋、大通りにも路地裏にも素敵な食やファッションの店舗が集まります。そんな食の集まる場所に曳舟から移転した帆帆魯肉飯さん、シェアキッチンのhalaheluにて日曜日のみの限定営業だった曳舟から1週間通じて美味しい魯肉飯をいただくことが出来るようになりました。

そんな帆帆魯肉飯の店長でもある唐澤さんは台湾に恋していると言っても良いほどの台湾愛が溢れるのがひしひしと感じてくる方、もちろんそんな台湾愛が店舗にも注ぎ込まれ、小物から大物まで台湾で製作したものが店内にあふれています。

その際たるものが帆帆魯肉飯の看板である、台湾で鐵窗花と呼ばれる鉄窓。日本で鉄窓と言うと物々しい物を想像しがちですが台湾では良く見られるデザイン性のあるものを看板として台湾で製作して輸入したもの。

鐵窗花を探して歩くコアなファンがいるほど台湾の文化として根差したものでもあります。


目を映すと今度は台湾の住宅にも据え付けられる郵便箱と住所表記、住所を見なければここは台湾なのか日本なのか分からなくなるほど。台湾で街を歩いたことがある方であればついニヤッとしてしまうもの。

もちろん店内も台湾を感じるもので分かりやすい雑誌で見るものばかりではなく、なかなか意識をしたことのない見たことのあるものでタイルの使い方だったり水色で引かれたラインだったり是非探していくつ見たことのあるものがあるか数えてみると楽しい。

台湾でのご友人も多く、台南で出店した際に台湾の方々に評判になったほどの魯肉飯、台湾からの応援メッセージ、開店祝いと様々。台湾を愛し、そして台湾からも愛されている魯肉飯屋はまさにこのこと。移転前も移転後も売れ切れじまいとなっているほどの人気があるのもうなずけます。

移転後には近所の食堂としての用途も増えてきたためか小菜も小皿で頂くことが出来るのが嬉しい、台湾らしく魯肉飯とスープ、そして小菜を頂くことも。日本らしく丼とビール。つまみとして小菜を頂くことも自在です。

魯肉飯も始めの頃とは少しずつ変化して来ており、八角の香りとダシとして使われる蝦の風味が強めに出ています。淡めの味付けで台湾中部から南部にかけた甘さがある魯肉飯はいつ食べても飽きないものです。

営業日が増え、食べるチャンスが増えた帆帆魯肉飯さん、テイクアウトすることもできますがまた寄ることにしましょう。

ごちそうさま。

 

 

帆帆魯肉飯

最寄り:東急田園都市線 三軒茶屋

東京都世田谷区三軒茶屋1丁目5−17

営業時間:11:00〜15:00、土日11:00〜15:00、17:00〜20:00

休日:火曜、水曜

喫煙:禁煙

台湾ビール:あり

READ MORE
  • 台湾ビール
  •  
  • 禁煙
  •  
  • 魯肉飯専門
  •  
  • キャッシュレス
  • 世田谷区

中華街「台湾美食」台湾へ帰りたくなる魯肉飯。

  • 2020年12月13日
  • by
  • ryu

中華街といえば中国料理。そんなイメージもありますが思いの外多いのが台湾料理なんです。中華街ばかりではなく横浜市としても比較的台湾料理の店舗も多く、こちらの台湾美食さんは伊勢佐木町にある台湾の点心やお菓子を売る茂園さんが飲食も出来るお店として作った場所なんです。


台湾美食さんができたのは横浜中華学院の向かい。もともとの点心のお店だけあり持ち帰ることが出来るものも豊富です。



ひっそりとしていた中華街。こちらも多分にもれませんが、店内は広くシンプルに台湾を感じることができます。


壁には台湾の故郷の味といわれる、牛肉麺、魯肉飯、ワンタンスープと、比較的軽いものが多いよう。


もちろんまずは台湾ビールで乾杯といきましょうか。


A菜の炒めを頂きたかったものの、仕入れがないそうで空芯菜のニンニク炒めを。台湾の炒め物の特徴である最後にスープなどでしっとりさせており、ああ台湾で食べたよねと思わせるもので台湾に行けない思いを補給できたように感じます。


魯肉飯は比較的軽めの八角と甘めの味付け。南部に近い味付けのように思えます。豚皮のとろみがしっかりとついておりご飯と良く絡みます。香菜と高菜がトッピングされ、結構ボリュームのあるご飯とちょうどよく頂けます。台湾でのご飯ものとしては多めなのでオーダー時につくなめとしても良いかもしれません。


貢丸湯ももちろんあり、分けやすいように小分けにされているのが特徴。ほっとする優しさを感じるスープは白湯で作られています。


メインとして頂いたのは排骨の胡椒炒め。またこれが骨つきの肉で少し食べにくいものの旨味があって台湾で食べた滷排骨そのもの。胡椒もしっかり効いており辛めですが香りがすごく良くて箸が進みます。

帰りには台湾菓子をいくつか。台湾では良く売られているものの、太陽餅だったりヌガーだったりと意外と日本で作られることが少ないものが置いてあるのが嬉しいものです。

次は何人かとで色々と食べたいものです。

また伺いましょう、ごちそうさま。


 

 

台湾美食

最寄り:JR根岸線 石川町、みなとみらい線 元町・中華街

住所:神奈川県横浜市中区山下町220番地 要明鶴同郷会ビル1F

営業時間:11:00〜21:00

休日:無休

喫煙:禁煙

台湾ビール:あり

READ MORE
  • 台湾ビール
  •  
  • 禁煙
  •  
  • キャッシュレス
  • 横浜市

西荻窪「一品香酒家」アジアの中の台湾を感じながら。

  • 2020年12月1日
  • by
  • ryu

西荻窪といえば美味しいご飯に美味しい酒とを目の前でハシゴできるほど美味しい物に溢れた街。それだけにどこもレベルが高く色気を感じるお店ばかりで目の前を通りすぎることができません。
 

 

そんな西荻窪のビルの地下に開店した一品香酒家さん、パリのアジア料理店ともありなんとなくパリのような雰囲気もある入り口。
 

 

中に入るとまずは食券を買って席へ。フランスの映画で見たような光景が広がっており、行ったことがないものの「そうか、これがパリなんだ。」と思うことしきり。
 

 

アジア料理とあるだけあり、香港、韓国、ベトナム、タイ、インドネシア、そして台湾と様々なメニューが揃っています。もちろん頂くのはルーロー飯。
 

 

比較的優し目な味付けで椎茸の旨味をベースに八角が効いたもの。アジア料理と謳うだけあり台湾に限らずインドネシアやベトナムで食べた香りが感じられるルーロー飯です。トッピングは大根の切り干し、大根と人参のなます、高菜、生姜漬け、卵となかなかの充実っぷりでこれがボウルなんだなと気づきます。

始め丼いっぱいのご飯かと思わず怯みましたがレタスもたっぷりでちょうどいい具合の量になっているのも嬉しいところ。
 

 

箸とお手拭きは席の引き出しに格納されています、これは韓国で見たもの。テーブルの上にスプーンや箸がない場合にはテーブルの引き出しに入っており、始めは戸惑いましたが汚れずになんとも合理的。
 

 

さて、帰りになにやら見つけたガチャガチャ。店主さんから一回やっていいとのお声がかかり、早速回してみましょう。

出てきたのはグミとソフトドリンクのチケット。なんか楽しいじゃないですか、帰り際の楽しみと次への楽しみが同時に手に入るという少し寒くなってきた秋に暖かくなって帰ることにしましょう。
 

 
次は夜につまみつつ頂きに参りましょう。
ごちそうさま。
 

 

一品香酒家

最寄り:JR総武各駅停車 西荻窪

住所:東京都杉並区西荻南3丁目8−3 リバティプラザ地下 1階

営業時間:11:30〜14:00、19:00〜22:00)

休日:無休

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

READ MORE
  • 禁煙
  • 杉並区

神楽坂「TAIHU TOKYO(臺虎精釀)」クラフトビールと共に頂く滷肉飯。

  • 2020年10月10日
  • by
  • ryu

石畳が続く言われがちな花柳街である神楽坂には各国料理と共に各種のアルコールの店も多く、日本酒や焼酎、クラフトビールのお店もたくさんある中、台湾からのクラフトビールブリュワリーが初の日本上陸として選んだのがこの神楽坂。クラフトビールを愛する日本人も台湾ではこの臺虎精釀と言われるほど台湾では素晴らしいクラフトビールを作るブリュワリーでもあり、草分け的な存在でもあります。
その神楽坂の中でも地元住民も外から飲みにくる方も混じる本多横丁に5月にソフトオープンした「TAIHU TOKYO(臺虎精釀)」さん、COVID-19旋風の吹き荒ぶ中、ついに本格オープンを迎えました。

 

「TAIHU TOKYO」さん、上陸の際には箕面ビールの協力もあり京阪神のブリュワリーとのつながりも強く、そんな中見つけた京都醸造と臺虎精釀のコラボビール、京麻吉。

 

飲んでみるとなんと芝麻醤のような濃厚なゴマの香りと味わいがあり、スイーツのようにも思えてきます。
日本でもチョコレートやフルーツを使うこともクラフトビール会では多くありますが、台湾ではさらに自由度があるように思えます。

 

ソフトオープンの際にはなかったフードメニューを見るとなんと滷肉飯の文字が。実は夕食前にビールをさらっと頂くつもりで伺った今回の臺虎精釀さん。滷肉飯を頂かない理由はありません。

 

タップは全部で16。この日はゲストを含めて10種類の樽ビールを頂くことができました。

 

頂くのは滷肉飯と気になった揚げ物の盛り合わせ「鹽酥雞」。鳥の唐揚げ、花枝丸(イカ団子)、季節の野菜、そしてびっくりしたのが大根餅をスティックにして揚げています。もちろん九層塔(台湾バジル)で香りつけされており、スナックにも、もちろんしっかりとしたビールにも相性が非常に良く感じられます。

 

虎がモチーフのロゴが使われている臺虎精釀、日本に来て北斎漫画の影響を感じる絵付け皿がまたなんとも可愛さがあります。

 

滷肉飯は五香粉が効いており、糖分の甘さは控えめなものの豚肉の脂から出る甘さが感じられるもの。カラメルのコクもしっかりと感じられ胡椒のスパイシーさがありビールの締めとしてより、ぜひビールとペアリングして食べて欲しいとの思いが伝わってきます。
ワインや日本酒もフードペアリングと言われて来たなか、もちろんクラフトビールでもフードペアリングは盛んで臺虎精釀さんでもいろいろと楽しめそうなラインナップとなっています。

 

帰りにいただいたのはストロベリーダイキリ、缶で臺虎精釀のラインナップを持ち帰ることが出来るのも嬉しいところ、少しずつ制覇していきましょうか。

 

休みの日の早い時間にビールと滷肉飯はいかがでしょう。
また伺うことにしましょう。
ごちそうさま。

 

 





Taihu Tokyo / タイフートーキョー(臺虎精釀)

最寄り:JR総武各駅停車 飯田橋、東京メトロ東西線 飯田橋

住所:東京都新宿区神楽坂4丁目4 河庄ビル

営業時間:17:00〜22:00(土日15:00〜22:00)

休日:月曜

喫煙:禁煙

台湾ビール:あり

 

READ MORE
  • 台湾ビール
  •  
  • 禁煙
  •  
  • キャッシュレス
  • 新宿区

恵比寿「七一飯店」七日に一度だけ食べることができる魯肉飯

  • 2020年10月3日
  • by
  • ryu

恵比寿と渋谷の間、氷川の杜公園そばにある七一飯店さん。こちらは現在水曜日のみこちらで開店するいわゆる間借りの形態で営業されている魯肉飯屋、間借りとはいえ通常は飲食店ではなく、インテリアやライティングなどを含めた場所を作るブランドのスペースであるためいつもとはちょっと雰囲気が違うところでいただくことができる店舗でもあります。

 

 

店内はテーブルとカウンターがあり、カウンターはカマドの延長にもなっており、カマドには羽釜が見えます。空間デザインをされていることもあり美味しいご飯が食べられるような雰囲気が感じられます。

 

 

メニューは魯肉飯、雞肉飯、哈排骨湯、そして滷蛋。台湾の街角に良く見るメニュー構成です。特に哈排骨湯はスペアリブとアサリと椎茸、どれもいい旨みが出てくる素材で魯肉飯とこの排骨湯の組み合わせで頂くことが定番と化していますが七一飯店さんではこのスープをメインの一つに据えています。哈排骨湯は次回のお楽しみとしましょう。

 

魯肉飯はあっさりと、ホロホロとなるまで煮込まれており脂は感じられません。五香粉はほんのりと香り椎茸の旨味と固めに炊かれたご飯と相まってつい箸がが進んでしまいます。添えられた高菜はおかわり出来るのも面白いところ。また魯蛋は半熟卵になっており齧るもよし、黄身を絡めて食べるも良し、なんとなく台北の両面目玉焼きを乗せた魯肉飯を思い浮かべてしまいます。

 

店内はもちろん持ち帰りもされており、そのうち並ぶこともあるんでしょうか。台湾では持ち帰りのほうが並んでる列が長いことがあるんです。

 

店頭はまさにインテリアを扱う店舗と感じる素敵なもの。ガラスに透けて羽釜が見えるのも面白いところです。それもそのはず、この七一飯店さんが間借りするD.Stockさんのショールームというべき場所のオーナーは飲食店のデザイン設計もされる方々でいろいろな素敵な飲食店を造ってきています。それだけに店内の動線もうまく考えられており飲食店ではないのに飲食店として使うことができるんです。

※こちらの店舗のD.Stockさんはインテリアを扱いますが法人向けのため小売りはされていません。

 

こちら意外でも中延の喫茶店「サンタフェ」さんでも七一飯店の魯肉飯は頂くことが出来るようです。

 

路地の場所に七日に一度の開店ながらいらっしゃる方も多く、これからも折を見て伺うことにしましょう。

ごちそうさま。

 

 





七一飯店

最寄り:JR山手線 恵比寿、東京メトロ日比谷線 恵比寿、JR山手線 渋谷

住所:東京都渋谷区東2丁目20−2 三和ビル

営業時間:11:00〜15:00

休日:木曜から火曜(水曜日のみ営業)

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

 

READ MORE
  • 禁煙
  •  
  • 東京都
  •  
  • テイクアウト
  • 渋谷区

下高井戸「MEILI」台湾産コーヒーとともに。

  • 2020年9月24日
  • by
  • ryu

路面電車にも似た東急世田谷線の終着駅である下高井戸駅、そこはまだこんな懐かしい商店街があるの?と思うほど小さいお店が連なる通りがいくつもあります。
カフェMEILI 美麗さんは2020年にオープン、その前は各地で台湾産コーヒーと台湾産チョコレートを販売し、台湾産コーヒーの美味しさにとりつかれたファンを増やしてきました。
オープン後少しずつ品数を増やし、ランチで混ぜそばやルーロー飯を提供することになり着実に楽しみなお店となりつつあります。

 

下高井戸駅からすぐの場所にあるMEILIさん、一本裏でもあるため落ち着きつつも地元の人々の通り道になり、買い物がてら立ち寄る姿もちらほら、すっかり地元に根付いているようです。

 

 

入り口を入ると奥に奥にカウンターがありパイナップルケーキやコーヒー豆、そしてチョコレートの数々。もちろんコーヒー豆とチョコレート(もちろんカカオ豆も!)は台湾産でこれからブレイクしていくであろう人気も伺わせます。

 

 

お手洗いで見つけた台湾のポスター、室内と室外では間隔の取り方が異なることを示していますがなんと犬の数で距離を換算するというかわいさ。足での何歩や腕を伸ばした時などと言われがちですが柴犬の大きさなら分かりやすいもの。

 

 

魯肉飯は八角がしっかり香り、口に入れた時にはさっぱりと甘く感じるものの噛んでいくと醤油の塩気と脂のコクを感じるなんとも不思議な食感。そして食べ進めると煮溶けた肉のような感じもある一口で何回も味わえる魯肉飯です。

 

 

もちろん大好きな珈琲もいただきます。柑橘系の香りが好きで選んでもらった嘉義の珈琲をアイスにて。台湾産のコーヒーというと阿里山が有名ですが台湾各地でコーヒー豆は生産されており、決して大きくない台湾の島ながら様々な違いが見られるコーヒー豆が作られているのも南北に長い台湾を走る最高およそ3800mの高峰がある中央山脈が走り、それぞれに気候が違うことも影響しています。ただ、まだまだ生産量が少なく希少価値が高いために価格が高いのが悩ましいところ。

珈琲も美味しく、もちろん魯肉飯も美味しく、かき氷や甘いものも定評があるMEILIさん。またちょくちょく伺うことにしましょう。
ごちそうさま。

 

 

 





MEILI 美麗

最寄り:京王線 下高井戸、東急世田谷線 下高井戸

住所:東京都世田谷区赤堤4丁目45−17

営業時間:11:00〜21:00

休日:無休

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

 

READ MORE
  • 禁煙
  •  
  • 東京都
  •  
  • キャッシュレス
  • 世田谷区

下北沢「大浪漫商店」台湾の魯肉飯が今ここに。

  • 2020年8月8日
  • by
  • ryu

下北沢といえば音楽ともイメージをする街ですが、コーヒーやビール、食に関しても以前から注目される場所でもあります。渋谷と吉祥寺を結ぶ京王井の頭線、そして新宿から伸びる小田急線が交差する駅でもありそれぞれの文化がミックスされたようにも思える下北沢。そんな小田急線下北沢駅が地下に移動したことによって空白となった駅と線路の土地に作られたBONUS TRACK。音楽に由来するボーナストラックでもあり、店舗と線路の言葉でもあるなんとも下北沢らしい新しいスタイルの商店街です。

 

レコードをあわらしているようなダルマがロゴとなった入り口側。好きになりそうなダルマです。

 

 

もともとが線路があった土地であるために細長く奥行きがあります。下北沢側は商店街、代田側は保育園となっているのが食住遊を近接したライフスタイルを目指した小田急電鉄の施策、まだ全て完成はしていませんが、近隣に住む方々の通り道にもなっておりどんな街に変化するんだろうと楽しみなところです。

 

 

それぞれににくい演出もしてあり、落ち着くテラスにもなっている商店街に囲まれた場所も、天気も良くそれぞれ飲んだり食べながら談笑する姿も。

 

 

今回お目当ての大浪漫商店、なんと魯肉飯スタンドとして魯肉飯専門店なんです。それの証拠のように魯肉飯の短冊しか貼っていない屋台。なんとも潔いものです。

 

 

魯肉飯専門とはいえ、台湾と同じく魯肉飯と小菜としての滷味(醤油で煮込んだおでんに近いもの)を出しているのがまた台湾そのものという雰囲気。

 

 

こちらの大浪漫商店さんは東京と台北にある月見ル君想フから始まる台湾の音楽シーンを日本に広めるべくレーベルBIG ROMANTIC RECORDSが始めるレコードショップと魯肉飯スタンド。レコードショップなだけあり、もちろんレコードやテープまである音楽の街らしい品揃えです。

 

 

魯肉飯に並んでもう一つ大浪漫商店さんの売りが台湾の素材を使った台湾のクラフトビールであるALECHEMISTが飲めること。日本で飲めるのはここだけです。

 

 

魯肉飯とドリンクをセットにして100円引きとなりますが、ドリンクはもちろんビールでも良いのが嬉しい。

 

 

今回いただいたALECHEMISTのビールはライトペールエールスタイルの盈溢白玉 Pale Jade、大麦に加え、台中選2号という小麦と台南ホワイトというホワイトコーンを使ったもの。ホワイトコーンは花蓮の原住民の農家が育てたもの。フルーツは全く使っていませんが不思議なほどマンゴーの香りがするビールで夏にも冬にも飲みたい一つです。

 

 

魯肉飯は台湾の魯肉飯に引けを取らないとの話題が上がるほどの仕上がり。八角等の香りはあまり感じられずカラメル由来のコク、油蔥酥由来の香り、干し海老の出汁感。どれをとっても日本で5つの指に入るほどの魯肉飯。そして豚バラ肉の脂身も入っているにかかわらず油をあまり感じないさっぱりさもあるのが特筆するところです。

 

また一つ美味しい魯肉飯、しかも専門店が増えた下北沢。さて、これから行列ができそうな気配もあります。
また伺うことにしましょう。
ごちそうさま。

 

 





大浪漫商店

最寄り:小田急線 下北沢駅、京王井の頭線 下北沢駅

住所:東京都世田谷区代田2丁目36−36番14号 BONUS TRACK soho5

営業時間:11:00〜22:00

休日:無休

喫煙:禁煙

台湾ビール:あり

 

READ MORE
  • 台湾ビール
  •  
  • 禁煙
  •  
  • 魯肉飯専門
  •  
  • キャッシュレス
  • 世田谷区

川西「Cafe&Livespace露依楼囲」半熟BLOODの聖地とともに

  • 2020年7月18日
  • by
  • ryu

伊丹空港から北へ向かった場所にある川西市、航空関係の企業も多くある街です、また、伊丹空港の延長線上にもあるためヒコーキ好きにとっては良く見る町でもあったりします。

 

そんな川西能勢口に2020年1月に開店した「Cafe&Livespace露依楼囲」さんは音楽グループ半熟BLOODが作ったライブも出来る、台湾茶も飲める、台湾フードも食べられる夢のスペースが実現したもの。自分の手で実現してしまおうというパワーを感じることが出来る場所へ伺いましょうか。

 

 

飲食店が集まるビルの2階にはいる店舗、店の看板となるサインには手書きの思いが伝わります。なにより一番目がつく中心にルーロー飯が見えるのは嬉しいもの。
ルーロー飯を中心にしているお店には無条件にワクワクしてしまいます。

 

単品のルーロー飯ならず、ランチメニューとしてのセットがあり、小籠包や飲茶などの組み合わせを選ぶことができます。ここで驚いたのがセットドリンクとして+200円で台湾茶の種類も選ぶことができこと。鉄観音や文山包種、東方美人も選べるのは他で見たことはありません。

 

アイスでお願いした文山包種、なんと小瓶に。といってもしっかりとした量が入っている水出しされた瓶とグラスで提供されます。見事だと思ったらそれもそのはず。お茶講座も開催されるほど台湾茶が好きな店長が入れる台湾茶であれば美味しいお茶が飲めるのは納得。暑い外を歩いて来た体にはすーっと染み入ります。

 

ルーロー飯と小籠包のセットを。手前に入れられて来た黒酢は鎮江香酢で小籠包には最高に相性が良い酢ですが日本では馴染みがまだ多くないためか、苦手なら奥の日本の酢を合わせてねとの説明。鎮江香酢は飲んでも良いくらい好きなのでもちろんそちらで頂きましょうか。

 

薄めの皮の小籠包は皮が破れやすくスープが溢れてしまうため、黒酢をかけるようにして食べるのがおすすめ。たっぷりのスープが入っているのもまた素敵。

 

さて、ルーロー飯には必需品と言われるタクアン、そして茹で卵が乗っていて一目でキレイ。と思えるもの。甘めで五香粉がしっかりと感じられる滷肉は柔らかめに仕上がっており優しいルーロー飯に仕上がっています。

 

ランチについているデザートは杏仁豆腐とマンゴープリン。これも最後に食べるのに程よくて嬉しいもの。

 

店内は半熟BLOODの聖地と言われるだけあり、グループが作る鉄道のテーマをした音楽と関わりが深いグッズ類も展示されていたりと目を引くものがちらほらと混じっています。
次はライブの時やイベントの際に伺ってみましょうか。
もちろんランチや台湾茶をいただきに来るのも良いでしょう。
ごちそうさま。

 

 





川西「Cafe&Livespace露依楼囲」

最寄り:JR宝塚線 川西池田、阪急宝塚線 川西能勢口

住所:兵庫県川西市中央町3−3 2EF

営業時間:11:30〜14:00(L.O13:30)、18:00〜22:00(L.O21:00)

休日:月曜日/日曜日/祝日

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

 

 

READ MORE
  • 禁煙
  •  
  • キャッシュレス
  • 兵庫県

元町「神戸アジアン食堂バルSALA」路地裏の食堂はアジアの街角だった。

  • 2020年7月10日
  • by
  • ryu

神戸元町は港町でもあり外国人居住地もあった国際的な街、その中に中華街でもある南京町が位置します。南京町は通りの名前も全て中国語。土地感がなければ中国の地図を見ているような錯覚さえ覚えるほど。そんな中国や台湾の香りがする街にある「神戸アジアン食堂バルSALA」さんはアジア各国のシェフがそれぞれ作る台湾料理、タイ料理、フィリピン料理、中国料理を頂くことができるまさにアジアン食堂です。

 

南京町は中華街というだけあり、通りの名前も中華圏の名前がついており、神戸アジアン食堂バルSALAさんがあるのは麒麟街に位置します。街と書いて通りを意味しており路地に近い路の広さを指します。

 

店内はフィリピン人アーティストの壁絵が一面に描かれています。光が反射してしまいましたがなんとも柔らかい絵です。

 

ランチのセットは定番と日替わりの4種類から選ぶことができます。メインはタイ料理と台湾料理が多めです。カオソーイもあり惹かれますがいただくのはもちろんルーロー飯。

 

一度ルーロー飯の具を買って食べたことがありますが、それとはまた印象が異なります。カラメルのコクが更に強くなりふわっと感じるニンニクの香りと相性が良く、オーダーの際にパクチーのありなしを選ぶことができますが東南アジアで多い長粒種の米、ルーロー、パクチーが一体となり新たなルーロー飯とも感じてしまうものです。もともとは台湾でも長粒種の米が食べられていたころもありきっと相性も良いのでしょう。

 

COVID-19がまだまだ落ち着かない中、席数を減らした営業など厳しい状況も続く中、トゥクトゥクを使ったキッチンカーを始めるといった精力的な事業も進めているSALAさん、ルーロー飯も美味しく、またゆっくりと伺うことにしましょう。
ごちそうさま。

 

 





神戸アジアン食堂バルSALA

最寄り:JR神戸線 元町、阪神神戸高速線 元町

住所:兵庫県神戸市中央区元町通2丁目3−16

営業時間:11:30〜15:00(LO14:30)、17:30〜22:00(LO21:30)

休日:火曜

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

 

READ MORE
  • 禁煙
  •  
  • キャッシュレス
  • 兵庫県

高円寺「39茶」街角の台式食堂

  • 2020年7月2日
  • by
  • ryu

高円寺には世界各国から集まる人も多く、飲食店も各国それぞれの料理を食べることが出来る面白い街。和洋中どれをとっても飽きない羨ましくなる場所でもあります。

 

 

そんな高円寺の北口に2020年2月に開業された「39茶」さん。COVID-19の逆風吹き荒ぶ中にドリンクスタンドとしても、持ち帰りの定食をメインにここまでやってこれたのも何かの縁でしょう。

 

まだ開店して間もないだけありすごく綺麗な店内、入り口側にはハイスツールが配されており。

 

 

奥にはテーブルがあり、定食を食べるのに便利です。やっぱり食事は足が付く椅子のほうが食べやすい。

 

ドリンクスタンドということもありドリンクも豊富。そしてかき氷と台湾式定食とされる台式定食と記載があるのがついニヤッとしてしまいます。

 

まずお願いした四季春茶はなんとドリンク一杯一杯シェイカーで降ってからカップに入れて提供されます。冷えると同時に空気が入って舌触りが滑らかになるのが嬉しいところです。

 

オーダーしたのは台式定食の中のルーロー飯定食。台湾では定食としてではなく魯肉飯と小菜を組み合わせてオーダーすることが多くそれにならったもの。今回は麻婆豆腐と青菜の炒め物の2皿がついてきました。これが600円で食べることが出来るなんて嬉しい。

 

魯肉飯は少し甘めに味つけられた淡いタイプ。あっさりと感じられて刻まれたタケノコと相まって脂のクドさがない魯肉飯はなかなかありません。八角は少し強めに感じられ、今までになく後味が良いと思えるものです。煮卵ときゅうりの漬物、そしてタクアンが添えられておりこれまたさっぱりとした組み合わせ。一食食べて満足ではなく、昼に食べたのにかかわらず夜も食べたいと思える飽きない何かを感じてしまいます。

高円寺駅の近くでもあり、人の流れがあるだけにこれからも楽しみになるお店となりました。また伺うことにしましょう。
ごちそうさま。

 

 





39茶

最寄り:JR中央線 高円寺

住所:東京都杉並区高円寺北3丁目22−11

営業時間:11:00〜20:00

休日:無休

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

 

READ MORE
  • 禁煙
  •  
  • テイクアウト
  • 杉並区

投稿ナビゲーション

1 2 … 14 次へ

カテゴリー

  • イベント
  • お家で作るレシピ
  • お土産(通販)
  • 持ち帰り
  • お店
    • 中国
    • 千葉県
    • 台湾
      • 中部
      • 台北
    • 東京都
      • 練馬区
      • 中央区
      • 小金井市
      • 世田谷区
      • 杉並区
      • 港区
      • 千代田区
      • 新宿区
      • 墨田区
      • 台東区
      • 大田区
      • 渋谷区
      • 豊島区
      • 中野区
      • 江東区
      • 葛飾区
      • 荒川区
      • 目黒区
      • 北区
      • 文京区
      • 武蔵野市
    • 北海道
    • 埼玉県
      • 川口市
      • 越谷市
      • さいたま市
    • 神奈川県
      • 小田原市
      • 川崎市
      • 横浜市
    • 静岡県
    • 大阪府
      • 北区
      • 浪速区
      • 中央区
      • 天王寺区
      • 西区
      • 淀川区
    • 兵庫県
    • 京都府
      • 京都市
    • 沖縄
    • シンガポール
    • 韓国
  • column
  • 料理教室

最近の投稿

  • 三軒茶屋「帆帆魯肉飯」台湾に恋した滷肉飯。
  • 中華街「台湾美食」台湾へ帰りたくなる魯肉飯。
  • 西荻窪「一品香酒家」アジアの中の台湾を感じながら。
  • カラミノフーズ「ルーロー飯」パスポートなしに旅を。
  • 魯肉飯に大切な香りを与える油蔥酥(ようつぉんすー)のおはなし

今日もルーロー飯。について

ルーロー飯(魯肉飯)に関して情報を紹介。 ルーロー飯を食べることが出来るお店、イベントなどを取材して更新。 自宅で作るレシピや弁当などもご案内します。 詳しくはこちら。

サイト内の検索

人気記事

  • 魯肉飯とはどんな食べ物か 魯肉飯とはどんな食べ物か 44ビュー
  • レシピ「招牌 魯肉飯」本場仕込みの本格派ルーロー飯 レシピ「招牌 魯肉飯」本場仕込みの本格派ルーロー飯 13ビュー
  • (まとめ)魯肉飯をテイクアウト出来るお店 (まとめ)魯肉飯をテイクアウト出来るお店 7ビュー
  • 神保町「台湾豆乳大王」賑わう早餐店で魯肉飯を頂く。 神保町「台湾豆乳大王」賑わう早餐店で魯肉飯を頂く。 7ビュー
  • 魯肉飯に大切な香りを与える油蔥酥(ようつぉんすー)のおはなし 魯肉飯に大切な香りを与える油蔥酥(ようつぉんすー)のおはなし 6ビュー
  • 本町「台灣食堂」パクチーで世界を征した台湾料理?! 本町「台灣食堂」パクチーで世界を征した台湾料理?! 5ビュー

タグ

tadaku おにぎり イベント カルディ コンビニ フードコート ラーメン店 レシピ レトルト 三鷹市 上本町 中国料理店 中国茶 京都 千代田区 台北 台東区 台湾 台湾ビール 台湾料理店 台湾祭 墨田区 大森 大田区 大阪 大阪府 弁当 押上 料理教室 新宿区 曳舟 杉並区 東京都 江戸川橋 港区 無印 禁煙 素食 蒲田 通販 酒場 限定 静岡県 駅弁 魯肉飯専門

Social

Follow Us on FacebookFollow Us on TwitterFollow Us on InstagramFollow Us on RSS
© 2021今日もルーロー飯。