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恵比寿「七一飯店」七日に一度だけ食べることができる魯肉飯

恵比寿と渋谷の間、氷川の杜公園そばにある七一飯店さん。こちらは現在水曜日のみこちらで開店するいわゆる間借りの形態で営業されている魯肉飯屋、間借りとはいえ通常は飲食店ではなく、インテリアやライティングなどを含めた場所を作るブランドのスペースであるためいつもとはちょっと雰囲気が違うところでいただくことができる店舗でもあります。

 

 

店内はテーブルとカウンターがあり、カウンターはカマドの延長にもなっており、カマドには羽釜が見えます。空間デザインをされていることもあり美味しいご飯が食べられるような雰囲気が感じられます。

 

 

メニューは魯肉飯、雞肉飯、哈排骨湯、そして滷蛋。台湾の街角に良く見るメニュー構成です。特に哈排骨湯はスペアリブとアサリと椎茸、どれもいい旨みが出てくる素材で魯肉飯とこの排骨湯の組み合わせで頂くことが定番と化していますが七一飯店さんではこのスープをメインの一つに据えています。哈排骨湯は次回のお楽しみとしましょう。

 

魯肉飯はあっさりと、ホロホロとなるまで煮込まれており脂は感じられません。五香粉はほんのりと香り椎茸の旨味と固めに炊かれたご飯と相まってつい箸がが進んでしまいます。添えられた高菜はおかわり出来るのも面白いところ。また魯蛋は半熟卵になっており齧るもよし、黄身を絡めて食べるも良し、なんとなく台北の両面目玉焼きを乗せた魯肉飯を思い浮かべてしまいます。

 

店内はもちろん持ち帰りもされており、そのうち並ぶこともあるんでしょうか。台湾では持ち帰りのほうが並んでる列が長いことがあるんです。

 

店頭はまさにインテリアを扱う店舗と感じる素敵なもの。ガラスに透けて羽釜が見えるのも面白いところです。それもそのはず、この七一飯店さんが間借りするD.Stockさんのショールームというべき場所のオーナーは飲食店のデザイン設計もされる方々でいろいろな素敵な飲食店を造ってきています。それだけに店内の動線もうまく考えられており飲食店ではないのに飲食店として使うことができるんです。

※こちらの店舗のD.Stockさんはインテリアを扱いますが法人向けのため小売りはされていません。

 

こちら意外でも中延の喫茶店「サンタフェ」さんでも七一飯店の魯肉飯は頂くことが出来るようです。

 

路地の場所に七日に一度の開店ながらいらっしゃる方も多く、これからも折を見て伺うことにしましょう。

ごちそうさま。

 

 





七一飯店

最寄り:JR山手線 恵比寿、東京メトロ日比谷線 恵比寿、JR山手線 渋谷

住所:東京都渋谷区東2丁目20−2 三和ビル

営業時間:11:00〜15:00

休日:木曜から火曜(水曜日のみ営業)

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

 

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