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今日もルーロー飯。

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難波「饗・台湾屋台グルメの旅」屋台の味を日本で広めたい。

  • 2019年6月14日
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難波日本橋は東の秋葉原、西の日本橋(ニッポンバシ)と言われるほどに電気関連の問屋と小売店が多いエリアで最近はどちらも電気関連は減り、オタクの街と変貌しオタロードとも呼ばれています。
もともとご兄弟でされていた西中島南方の「一路發」さんで調理をしていたこちらのオーナー。炒め物が多くレストランとなっている「一路發」をお兄さんにまかせ、台湾の屋台で食べられるメニューを軸として気軽に食べることができ、まだマイナーである台湾料理が広まって欲しいという思いで難波に店を構えることとなりました。

 

そんなオタロードの裏手とも言える日本橋商店会に出来た「饗・台湾屋台グルメの旅」さん。
すぐそばに台湾好きの店主が営業する「ハッチン。」さんもあり、台湾の文化が認知されつつあります。
ちょっとつまみながら歩けるように屋台方式で通りにも料理が提供できるような設備も作られているのが楽しみの一つともなっています。

 

店内は広く座敷もあるのがなかなか面白いところです。高齢化に伴って膝に負担がある座敷はだんだんと少なくなってきていますが、小さい子連れの場合は椅子から落ちるリスクがあるよりは座敷のほうが楽とは聞きます。一つ残してあるのも子連れに良さそうです。

 

台湾の酒の博物館にあるような額縁が飾られています。なにか紹興酒の博物館で見たことがあるようです。

 

日本語がまったく聞こえないと思ったら隣のテーブルも中国語を話し、スタッフも中国語。そして流れているテレビは台湾のテレビのためやっぱり中国語という、難波のど真ん中にいるとは思えない空間が出来上がっています。

 

夜市の屋台で食べられるメニューに絞っており、決して多くはありませんがその中から選んだ大腸麺線と魯肉飯。注文の際にパクチーを乗せて良いかは聞かれます。
他には鹹酥雞などもありまさに屋台のメニュー構成で外にテーブルを出して摘みたい思いに駆られます。

 

魯肉飯は淡い甘みが感じられ、比較的しっかりと八角の香りが感じられます。台中の話し伺う前に頂きましたが台中で食べた雰囲気が感じられる魯肉飯で味が濃くないのに旨味がある飽きずに食べ続けられてしまうものです。

 

大腸麺線は生物であるモツ以外は台湾の材料を使っているという完全に現地仕様でしっかりとカツオの味が感じられ、香りよりカツオから出る旨味が先行しているタイプでニンニクの味も出ています。ニンニクも煮込まれて甘みと旨味が出ており、トッピングとして加えられるニンニクおろしとはまた違った味わいが出ています。

 

店の奥に掲げられているタペストリー、外で出店するときには持って行くのでしょうか。
どうしても関東と比較して台湾のイベントが盛り上がらず、台湾料理としての認知度が高くない関西。
そんな中で大阪市内の台湾料理店の若い店主で盛り上げて行きたいという思いがあるようで、日本酒の蔵が集まったNEXT5のように新しい試みが生まれるのでしょうか。大阪からそして日本全国へ広がって行くことを願うばかり。

また色々とお話を伺いに来ることにしましょう。
ごちそうさま。

 

 





饗・台湾屋台グルメの旅

最寄り:南海本線 難波、大阪メトロ堺筋線 恵美須町

住所:大阪府大阪市浪速区日本橋4丁目17−14

営業時間:11:30〜22:00

休日:無休

喫煙:禁煙

台湾ビール:あり

 

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天王寺「天王寺ルーローハン」学生の青春の味となる魯肉飯。

  • 2019年6月7日
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大阪天王寺はあべのハルカスや商業施設も増えてきてはいますが、昔より四天王寺を中心とした寺町として長い歴史があり新旧がはっきりと分かれている場所です。そんな昔ながらの場所に4月に開店した「天王寺ルーローハン」さん、名前がそのものズバリで潔い、台湾でもありそうな名前です。
もちろんルーローハンをメインとしており、日本でもだんだんと魯肉飯を押し出して勝負するお店が増えてきたのは嬉しい限りです。

 

天王寺駅から大通りを歩いて路地に入ってすぐに見つけることができる「天王寺ルーローハン」の看板はシンプルに魯肉飯の説明がなされているのが、どんなもの食べ物かわからない人にとってわかりやすく入りやすいものです。

 

なにか既視感を感じる入り口、奥に客席と厨房がありますが、台湾だと持ち帰りの需要も多いために表で盛り付けなどをして提供することが多くあります。そんな風景を感じさせるものがあります。

 

店内に入るとそうそう、このチープさ!と思える椅子とテーブル。日本ではチープという言葉が当てはまりますが、チープではなくこの落ち着きっぷりといったら実際の台湾ではもっとチープな椅子とテーブルですが台湾好きにとっては落ち着く「なにか」があります。

 

白壁に描かれている天王寺魯肉飯の文字が、もう老舗に思えてくるものがあります。

 

魯肉飯は並が550円、大が700円。泡菜とスープがついてこの値段はうまくて安くないとやっていけない大阪らしい値段でもありますが日本でこの値段で出せるのは驚異とも言えるものです。

 

魯肉飯は淡い味付けでふんわりと五香粉が香ります。魯肉自体はシチューの肉のようなホロっと崩れるほど柔らかくなるまでしっかりと煮込まれておりすごく上品な味わいがあります。
ご飯は柔らかめでそのまま食べても美味しいもので上品な魯肉とマッチしています。

 

逆側の壁に書いてある虎の手には魯肉飯の椀がしっかりと抱えられています。

後から後から入ってくる人は若い人が多く、近隣は学校などが多く需要も多いことでしょう、学生の時に食べた味というのは印象が強く、時間がたっても食べたくなるものです。いずれ魯肉飯が青春の味になり、いつもの食事になっていくことを望んでやみません。

虎に見送られて店をあとにすることにしましょう、ごちそうさま。

 

 





天王寺ルーローハン

最寄り:JR大阪環状線 天王寺、東京メトロ丸の内線 荻窪

住所:大阪府大阪市天王寺区南河堀町10−16

営業時間:11:30〜14:00、17:30〜20:00

休日:無休

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

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阿波座「コッチネッラ」昼はラーメンと魯肉飯、夜はイタリアン。

  • 2019年3月23日
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靱公園にも近く、非常に落ち着いた住宅街の中にあるカウンターがメインのイタリア料理店である「コッチネッラ」さん。夜も人気で美味しいイタリアンをいただくことができるという噂ですが、なんと昼はラーメン専門店としても営業している二毛作店です。そのラーメンも非常に美味しく、至るところからお店の名前が聞こえて来るほど。そんなお店にはいつか行きたいと思っていました。

 

最近はラーメン屋であってもイタリアンとも思える店先の作りになっているお店もありますが、こちらはもともとイタリアンの形態であり、なにかおちついた雰囲気も感じられます。

 

メニューはとりそば、みそラーメン、魚介鶏まぜそば、そしてルーロー飯。ラーメン屋である、付け合わせとしてのご飯サイズである小サイズもありますが、普通サイズがあるのもあまりないところです。

 

ほんとに昼しかやっていないラーメン屋のラインナップなの?と思えるほどの豊富なメニューにびっくりです。

 

イタリアンらしくもワインや自家製のリキュール類もあるので、夜も来たいと思えるものがあります。

 

料金は先払いに「近く」、ベストエフォートでやりとりするちょっと新しいもの。このくらいゆるいのが心地良さにも繋がるように思えます。

 

厨房はもちろんイタリアン仕様ですが、ラーメンを作るにも結構使いやすそうなのがすごいと思えるところ。魯肉飯ばかりではなく、ラーメンもよく食べに行きますが、それぞれの厨房の使いやすさなどがよく見えるカウンターはいつでも楽しいものがあります。

 

頂いた味噌ラーメン。味噌とスープを合わせるときに、ラーメン屋だと鍋でするところをアルミのフライパンでしていたところがイタリアンの厨房器具だということを思い出す瞬間です。

魚介の香りがする味噌ラーメンはこってりはしているものの、脂っこさは全く感じず、なんとなく味噌と焼いた魚を合わせた宮崎の冷汁を思わせる味わいがあります。

 

そして頂いた魯肉飯は八角が効いており、甘辛い濃いめ味付けになっており、ラーメンの濃さに負けないように丁度よく作られています。

それぞれのメニュー間でバランスが損なわないように細かく作るのが日本らしいところもあり、納得できる部分でもあります。

 

帰り際に見た看板には昼のラーメン、夜のイタリアン、そしてイタリアンのあとに金土限定で夜鳴き中華そばも営業するという二毛作ならぬ三毛作にもなるという驚きの展開。

遅めのイタリアンで軽く飲んで、そのあとの夜鳴きそばという展開も出来てしまえそうなある意味贅沢なお店です。

 

それでもすこしずつ魯肉飯もラーメン屋に広がって来ているのは嬉しいものです。

次はイタリアンか、魯肉飯を頂くかはわかりませんが、また伺うことにしましょう。

ごちそうさま。

 

 

 





Coccinella(コッチネッラ)

最寄り:大阪メトロ千日前線、中央線 阿波座

住所:大阪府大阪市西区京町堀3丁目3−29

営業時間:11:30〜14:00(ラーメン)、18:00〜22:00(イタリアン)

休日:木曜

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

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玉造「玉造夜市」一人でも使いやすい中華アジアンバル

  • 2019年3月8日
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長堀通が通る玉造。落ち着いた住宅街が続く商店街の一角にある玉造夜市、御堂筋が通るエリアとは全く違う雰囲気がある場所です。

 

雰囲気のある商店街を歩いていくと突如として現れる玉造夜市さんは2018年秋に開店された新しい店。話題になりつつある中華アジアンバルの一つでもあり期待して早めに伺うことにした今回。

 

扉が大きく入りやすく感じられる店先は中華屋とも思えない明るい作りで、楽しそうに飲んでる姿を見たら吸い寄せられそうなところがすごく惹かれるものがあります。

 

中華アジアンバルとうたうだけあり、中華、台湾の料理を出し、ちょい飲み、一人飲みにも使えそうな手軽なもので「ちょっと入ってみよか」という気持ちになることができるものです。中華はどうしても多めな量になることも多く、一人では使い勝手の悪いことが多いものですがこちらはどうでしょう。

 

店内はカウンターのみで構成され、なにか飲みたいという食欲を誘う赤に統一されています。かといってギラギラした赤ではなくすぐに慣れます。

 

厨房は一人で調理するのにちょうど良いコンパクトにまとまっています。

 

まずはビールからいただきましょうか。

 

一人で調理をしていることもあり品数は多くはありませんが、食べたいと思えるものばかり揃っている厳選されたメニュー構成。

 

水餃子はもちっとして台湾で食べたような野菜の旨味を感じる餡でしっかりと味がついており、タレは必要ありません。
この3個というのもつまみにちょうど良い数で嬉しいところです。

 

台湾の夜市で名物である雛排、台湾だと大雛排として大きな一枚の鶏胸肉をつかいますが、鶏胸肉を半分に使って小雛排として出している嬉しさ。からっとジューシーに仕上がっているのもビールが進みそう。

 

紹興酒は薄めのグラスでいただき、グラスが変われば味の感じ方も変わり、もともと好きな紹興酒も改めていいなと思えるものです。

 

紹興酒と合わせて頂く黒酢酢豚はびっくりするほどまろやかで、しっかりとしたロース肉が使われているために肉の旨味がしっかりと閉じ込められている素晴らしいもの。野菜もシャキッとしておりこんな酢豚で飲めたら幸せになれます。

 

魯肉飯は。というと五香粉を控えめに感じる、しょっぱめなタイプです。それでも淡い味付けであり肉の味を表に出している流れに乗ったもので増えつつある魯肉飯でもあります。
これからも新鮮な肉の旨味を出した魯肉飯が増えていくことでしょう。

 

小吃と魯肉飯を食べる台湾らしい食べ方も出来る玉造夜市さん。
帰ることには満席で人気をうかがわせるお店、また伺うことにしましょう。
ごちそうさま。

 

 





店舗名

最寄り:JR大阪環状線 玉造、大阪メトロ長堀鶴見緑地線 玉造

住所:大阪府大阪市東成区東小橋1丁目2−7

営業時間:18:00〜0:00

休日:月曜

喫煙:禁煙

台湾ビール:あり

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難波「李記」大人のなんばで台湾の居酒屋の雰囲気を。

  • 2018年1月14日
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難波の駅から通りを一本渡った場所にある李記、そこはミナミの繁華街とは違う、オトナの雰囲気が漂います。

ここの通りは少し歩いてみるとどこも美味しそうで色気を感じる飲食店ばかり集まっており、どれを食べようか迷ってしまいます。

そんな中にあるのが焼き小籠包がメインの台湾料理店「李記」さん。

地上のテラス席と左側の階段を登って2階でも頂くことができます。

 

テラスの席はほぼ満席、焼き小籠包をいただきながら外で飲むのもなかなか気持ちの良いものです。

外で飲むのが好きですが、この日は満席のため残念ながら2階で頂くことに。

 

台湾らしいような気もするメニュー構成。タピオカミルクティーやかき氷もあり、デザートもおいしそう。

 

ここでわいわい飲みたいメニューがたくさんあります。

 

いろいろと食べたいものはたくさんありますが、今回は水餃子と魯肉飯を頂くことにしましょう。

 


焼き小籠包を売りにしているお店ですが、気になったのは水餃子。
厚めの皮に包まれている餡にはなんとセロリが入っていて香りと苦味にアクセントを加えます。
香辛料ではなく、香草野菜を使っているのが今までの経験にない味わいにドキッとさせられます。

 

魯肉飯は、というとしょっぱめの味付けとシイタケの深みのある味付けになっており、疲れている時にたべると「ふしゅーっ。」っと空気が抜けてしまいそうな落ち着きがある味付けです。

仕事が遅くなり、疲れている時にに一番食べたい魯肉飯です。

 

そして、つまみながら飲みに来ることにしましょう。

ごちそうさま。

 

 





李記

最寄り:南海線 難波、大阪市営地下鉄 なんば

住所:大阪府大阪市浪速区難波中2丁目8−98 天清ビル 1F

営業時間:11:00〜22:00

休日:木曜

喫煙:可

台湾ビール:あり

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新大阪「一路發」お疲れ様の一杯と台灣美食は嬉しいもの

  • 2018年1月9日
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面白い台湾料理を食べることが出来るお店があるということを聞きつけ、大阪は「一路發」さんへ伺います。

新大阪と西中島南方との中間、この日は新大阪から歩くことに。普段東京をベースとしていますが、大阪での仕事が多く大阪のお店の取材も捗っています。そんな中で新大阪からの道中は中々の迷いそうな道で「歩く」にはちょっとハードルが高い道のりでした。初めて行く際には西中島南方からをおすすめします。

 

大通りから裏道の裏道、わかりにくいようなわかりやすいような、通りから見える灯りが台湾らしい赤く見えます。

 

いろいろと台湾の飲み物、ソフトドリンクから紹興酒だけでも5種類、白酒の一種である高粱酒と、なかなか揃っており、飲み比べをするのも楽しそう。

 

あまりゴテゴテしておらず、ちょっとしたダイニングにも合いそうなライティング。内装を見るのもちょっと楽しみになります。

 

クラシカルなテーブルと椅子、綺麗に磨かれており大事にされているのがわかります。客家花布もベタではありますが、好きな柄の一つです。

 

台湾野菜の水蓮菜を炒めたもので初めて見ましたが、これがシャキシャキとコリコリの間の歯応えでたっぷりのニンニク(アジア圏では普通の量)の香りと相まって止まりません。

ニンニクの芽とワラビの間と言ったところでしょうか、お店で見る機会があれば試してみることをオススメします。

 

貢丸(肉団子)のスープもまたA菜なのかレタスに近いものとプリっとした肉団子がまた相性がよく、どんどんと行けてしまいます。

台湾の貢丸は日本の肉団子ともまた違い、魚のすり身で作ったような歯ごたえがあり、スープで煮込んでも崩れないのに味も出てスープが美味しく仕上がります。

 

スープと野菜を頂きながら、日本人なのでやっぱりビール。

台湾人は食事と飲むことは分けると言われます。

 

八角の香りはあまりせずにあっさり目の味付けに関わらず味わい深い魯肉飯です。肉もごろっとしており、なかなか食べ応えを感じます。

魯肉飯ってあらためてご飯との相性が良くなるには脂が大事な食べ物だと感じさせる一椀でした。

 

メニューの構成といい、味付けといい、お店の場所まで「大阪に帰って来て(行ってたどり着いて)お疲れ様の食事」をする際に一路發さんは最適なお店に思えます。

お疲れ様、そしてごちそうさま。

 





一路發

最寄り:JR東海道線 新大阪、大阪市営地下鉄御堂筋線 新大阪 西中島南方

住所:大阪府大阪市淀川区西中島5-9-6 新大阪サンアールビル本館(裏通り)1階

営業時間:11:30〜14:30、18:00〜22:00(土曜日は夜のみ)

休日:日曜

喫煙:可

台湾ビール:あり

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(閉店)天神橋筋六丁目「想・台湾 so taiwan」台日文化の迎合地点でランチを。

  • 2019年11月12日
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天神橋筋六丁目、天六商店街の小径を入った場所になんとも落ち着いた佇まいの台湾の文化発信するお店ができました。

台湾語の学校とカフェ、お茶をいただきながら学校から漏れる台湾語に嬉しくなります。

 

あっさりとした看板に「台湾カフェ」ってなぜかほっとした気持ちになります。

これは裏路地から見た看板。

 

商店街の裏通りから入ると(商店街からもですが)民家の軒先を通ることになり、こんな通りを歩いていいのかなと思いますが、一つ角を曲がればそこは台湾への入り口。

 

台湾でも裏路地に面したお店がこんな雰囲気もあり、デジャヴを感じます。

 

目の前の教室で授業をしているのが微笑ましくも、台湾語を覚えたくなります。

 

格子があるので外から見えづらく、中からは軽く見えるという採光も考えられています。

 

ちょうど落ち着いている時間帯に入ることができ、店長の息子さんとお話することができました。この後にお客さんが来たため忙しくなりましたが、なかなか楽しいところ。

 

やっぱり電鍋は外せないようです。小さいのもかわいいですが、何を作れるのか迷いどころです。

 

片手で掴めそうな大きさ。もしかして、飾り?

 

魯肉飯はというと、さっぱりめの魯肉飯です。
台北のこってりめの魯肉飯と台南のあっさりめの肉操飯というお話もしましたがここはあっさりめの魯肉飯。

店内も落ち着いていますが、魯肉飯も落ち着いた雰囲気に味付けされており食堂でこってりとした椀を食べるのとは、また違った感覚にもなりこんな優しくなれるんだなと感じさせます。

 

またゆっくりと来ることになるでしょう。

ごちそうさま。

 

(2019/11/12 追記)現在閉店しています。

 





想・台湾So Taiwan

最寄り:大阪地下鉄 天神橋筋6丁目駅

住所:大阪府大阪市北区天神橋6丁目5−11

営業時間:11:30〜20:30

休日:月曜

喫煙:禁煙

台湾ビール:あり

想・台湾 (台湾料理 / 天神橋筋六丁目駅、天満駅、中崎町駅)

昼総合点★★★☆☆ 3.5

 

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本町「真怡記」靭公園そばの台湾料理店

  • 2017年10月6日
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夏バラから秋バラへ移り変わりつつある靭(うつぼ)公園、そんな気持ちの良い公園のそばに真怡記が忽然と姿を表します。外にテーブルがありますが、ここで一杯飲めたら気持ち良いだろうなと思いつつ、店内へ誘われます。

 

実はお盆前に伺おうとしたものの臨時休業にて再訪となった今回、大阪で魯肉飯をと思って調べると出てくる真怡記さんを目の前に期待に胸を膨らませます。

 

大きめのどんぶりにカレーのように盛り付けられている初めて見るビジュアル。チャーハンのように椀やお玉でご飯を盛り付けることでこんもりとご飯を盛っています。

魯肉は粗くひいた挽肉に豚皮を合わせるパターン。皮つきの豚肉がなければ豚皮を別に合わせることでとろみが出てよい魯肉飯となります。

しっかり目に八角が効かせてありますが、くどくないさっぱりした魯肉と相まって非常に相性の良い作りです。
甘さもある事でご飯に合っていて頻繁に食べてもモタれない魯肉飯となっています。

 

合わせていただいた、水餃のスープ、台湾でよく食べたセロリが入った水餃子でまたスープと、魯肉飯と相性が良く、ご飯が進みます。

 

ちょっと面白いのが調味料入れ。茶器を使って酢、醤油、ラー油を置いています。この茶器もそれぞれ形が違いがあり、目を楽しませてくれます。

 

なにかと仕事が早く、パパッと料理が出てくるシェフもなかなかの腕で、待つことがあまりなさそうなのは嬉しいところ。

靭公園そばの落ち着いたお店、疲れた日にはこんなところでご飯を食べるのもよさそうです。

ごちそうさま。

 

 





真怡記

最寄り:大阪市営地下鉄 四つ橋線本町駅

住所:大阪府大阪市西区靱本町1-16-20

営業時間:11:30~14:00(L.O)、17:30~21:45(L.O)

休日:日曜

喫煙:可

台湾ビール:あり

真怡記 (広東料理 / 本町駅、肥後橋駅、阿波座駅)

夜総合点★★★☆☆ 3.5

 

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上本町「台湾茶 深泉」南投の風を感じて

  • 2018年8月6日
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大阪は上本町、谷町9丁目の開けた場所、駅から少し歩くと店がなくなっていく境に
「台湾茶 深泉」さんがあります
大阪へ行った際には是非とも伺いたかったお店でしたが、
昼間の営業のみのためなかなか伺うタイミングを取れずに
やっと伺うことができました。

 

大通りに面してはいますが、一歩入った場所にお店の扉があり、
真鍮の取手をがついた木の扉を開けると台湾の中の日本。
台湾には戦前、日本が進駐しており、日本の建物がたくさんあります。
そんな昔の建物の雰囲気が残っているのが気持ちの良い空間です。

 

木枠のガラス戸でもう最近は見られない空間でお茶を頂くことができます。

 

目を引いたのが金魚の茶器。

こんなセットがあったら楽しいだろうなと横目で見つつ。
「茶器は一期一会」そんな言葉がありました。

 

 

この週は涼麺があり、ちょうど伺った日には涼麺の料理教室があったそうな。

「涼」麺。と書くだけあり、冷めた麺に味をつけたものに味をつけていますが味付けは様々。
この肉味噌(と言っていいのか)が沙茶醬の香りがあり、こんな使い方があるんだと
新しい発見がありました。

 

次に頂くのはもちろん魯肉飯です。

でんぶが乗っているということは台南式?と思い気や台中式とのこと。
この魯肉の肉がまた美味しい肉で、味付けもあっさり目で肉本来の味を大事にしています。
こんなに肉が入っていていいの?と思えるほど肉肉しい魯肉飯、素敵な椀でした。

 

ちょうど店主をお話することができ、伺ったところ南投をルーツとされており、
南投の料理を出されているそう。
南投は肉が美味しく、肉を大事にした味付けで台北に比べて甘め、
台南に行くと甘めでこってり

いろいろな比較を知ることができました。

 

 

次に頂くのが水餃子。
いわゆる中国、台湾の主食の餃子でもちもちとした皮につつまれたやっぱりあっさりとした
肉の餡が包まれています。

 

 

事前に連絡したため、到着くらいに迷っていないか心配される連絡を頂き恐縮しましたが
台湾の情報をいろいろと伺うきっかけともなり、
とくに南投のローカルな情報も知ることができました。

 

台湾茶の看板を掲げているだけあり台湾茶がメインですが、楽しんでもらうため小吃として
ランチなどを出すようになった台湾の人の気質を感じたひととき。
時間があれば台湾茶も頂く予定でしたが、閉店時間間際に以下がったため、それもかなわず。

 

台湾料理教室や夜深泉として通常18時までですが19時くらいから
台湾のお酒を頂くことができるイベントも開かれています、
次回はそんなイベントへも参加できれば、情報をおしらせします。

 

目一杯、美味しい小吃とお話を伺うことができた台湾茶 深泉さん、ありがとうございました。
ごちそうさま。

 

 





台湾茶 深泉

最寄り:近鉄難波線 上本町、大阪地下鉄 千日前線 上本町、谷町線 谷町九丁目

住所:阪府大阪市天王寺区上本町6丁目8−9

営業時間:12:00〜18:00

休日:水曜

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

台湾茶 深泉 (中国茶専門店 / 大阪上本町駅、谷町九丁目駅、四天王寺前夕陽ケ丘駅)

昼総合点★★★★☆ 4.0

 

 

 

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