西新宿と言えばディープなお店が残るエリアでカオスで移り変わりが激しい駅の反対側である歌舞伎町とは雰囲気が表裏だと感じられる場所です。
時代に取り残されたような昭和の面影を感じることができ、20年通っていても変わらない部分が多くあります。
夜来香は雑居ビルの3階、今まで散々目の前を通っていたのに気づくことができませんでしたが、台湾料理を注目するようになり、目立たないようで実は目立っていたことを気づきます。
シンプルなのに色気を感じる看板に誘われます。
本当にここは新宿のど真ん中なのか?と思ったり、タイムスリップしてしまったのではないだろうかとも感じてしまう雰囲気もあります。
エレベーターを3階まで上がると普通に入りやすいお店の入り口が現れます。
まず頂くのは担仔麺。少し醤油の色が濃いように見えますがそれも店ごとで楽しいところです。
にらが入っているのがちょっと特徴でしょうか。二人で頂きましたが卵をもう一個入れられないか交渉したところ、入れてくれるという嬉しいこともありました。
卵好きとして外せないのが干し大根が入った卵焼き。シンプルなだけに干し大根の塩抜きの加減で結構味が変わって面白い料理の一つです。
鶏の辛味揚げは結構辛くて、でも美味しい唐揚げでした。
ビールが進むのなんのって。
食べた後ですが、これだけの唐辛子が入っていれば辛いわけです。
ちょっと面白いものを見つけました。
ドッキリメカが出てくるわけではありませんが、呼び出しボタン以外に会計と水のボタンが一緒にあるものは初めて見ました。
意味もなく押してしまいたくなりますがそれはまずいのでやめておきましょう。
さて、魯肉飯を頂きましょうか。
豚肉の角煮入りご飯とあります。
たしかに角煮くらいに大きい肉です
大きめのどんぶりに出てきたるは魯肉飯。
角煮くらいゴロっと大きめの角切りにされた豚肉。角煮を少し小さくしたような大きさで目を見張るものがあります。
この豚肉も皮付きで皮のプルプルとした食感とともに魯肉に粘度を加えており、トロミがご飯と混じった時に一体感を作るのに役立っています。
八角が結構効いていますが嫌らしくない効かせ方、さっぱりとした香りが非常にマッチしています。
老舗の力を感じることができました。
ごちそうさま。
夜来香
最寄り:JR中央線 新宿、東京メトロ丸の内線 新宿
住所:東京都新宿区西新宿1丁目15−6
営業時間:平日11:00〜14:00、17:00〜0:00、土日17:00〜0:00
休日:無休
喫煙:可
台湾ビール:あり
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