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三軒茶屋「帆帆魯肉飯」台湾に恋した滷肉飯。

路面電車と同じような東急世田谷線がある三軒茶屋、大通りにも路地裏にも素敵な食やファッションの店舗が集まります。そんな食の集まる場所に曳舟から移転した帆帆魯肉飯さん、シェアキッチンのhalaheluにて日曜日のみの限定営業だった曳舟から1週間通じて美味しい魯肉飯をいただくことが出来るようになりました。

そんな帆帆魯肉飯の店長でもある唐澤さんは台湾に恋していると言っても良いほどの台湾愛が溢れるのがひしひしと感じてくる方、もちろんそんな台湾愛が店舗にも注ぎ込まれ、小物から大物まで台湾で製作したものが店内にあふれています。

その際たるものが帆帆魯肉飯の看板である、台湾で鐵窗花と呼ばれる鉄窓。日本で鉄窓と言うと物々しい物を想像しがちですが台湾では良く見られるデザイン性のあるものを看板として台湾で製作して輸入したもの。

鐵窗花を探して歩くコアなファンがいるほど台湾の文化として根差したものでもあります。


目を映すと今度は台湾の住宅にも据え付けられる郵便箱と住所表記、住所を見なければここは台湾なのか日本なのか分からなくなるほど。台湾で街を歩いたことがある方であればついニヤッとしてしまうもの。

もちろん店内も台湾を感じるもので分かりやすい雑誌で見るものばかりではなく、なかなか意識をしたことのない見たことのあるものでタイルの使い方だったり水色で引かれたラインだったり是非探していくつ見たことのあるものがあるか数えてみると楽しい。

台湾でのご友人も多く、台南で出店した際に台湾の方々に評判になったほどの魯肉飯、台湾からの応援メッセージ、開店祝いと様々。台湾を愛し、そして台湾からも愛されている魯肉飯屋はまさにこのこと。移転前も移転後も売れ切れじまいとなっているほどの人気があるのもうなずけます。

移転後には近所の食堂としての用途も増えてきたためか小菜も小皿で頂くことが出来るのが嬉しい、台湾らしく魯肉飯とスープ、そして小菜を頂くことも。日本らしく丼とビール。つまみとして小菜を頂くことも自在です。

魯肉飯も始めの頃とは少しずつ変化して来ており、八角の香りとダシとして使われる蝦の風味が強めに出ています。淡めの味付けで台湾中部から南部にかけた甘さがある魯肉飯はいつ食べても飽きないものです。

営業日が増え、食べるチャンスが増えた帆帆魯肉飯さん、テイクアウトすることもできますがまた寄ることにしましょう。

ごちそうさま。

 

 

帆帆魯肉飯

最寄り:東急田園都市線 三軒茶屋

東京都世田谷区三軒茶屋1丁目5−17

営業時間:11:00〜15:00、土日11:00〜15:00、17:00〜20:00

休日:火曜、水曜

喫煙:禁煙

台湾ビール:あり

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