江戸川橋に水餃子のfuji communicationが開店してから2年近く、ついに2号店となるワンタンとクラフトビールの「鶯嶁荘 also」が白山神社そばへ2/13に開店しました。
店にたどり着くとまず思うのは、完全に台湾だ。ということ。色も角に建っているところも、さらには台湾の鉄窓である鐵窗が窓に嵌められていること。
台湾の街角に迷い込んだのではと錯覚するほどの雰囲気があります。
店内は1階と2階があり、現在は2階のみ使用中。客席がfuji communicationの3倍ほどあり、始めはスロースタートでいくのだとか。
ワインとともにビールも好きなお二人らしく、クラフトビールのタップも設置された「鶯嶁荘 also」ではfuji communicationとも近いカンパイブルーイングで醸造されたクラフトビールを飲むことができます。
注文はQRコードを使ってスマートフォンにて。売り切れも即座に反映されるため注文してからガッカリすることがありません。
タップ以外のドリンクは注文後冷蔵庫から取り出します。ビールの種類もびっくりするほど豊富でどれをとってもニヤニヤしてしまいそう。
僅かながらあるカウンターは厨房との近さこそありませんが、さらっと食べて飲んで帰るにはちょうど良さそうでもあり、冷蔵庫の前でビールのラベルを見ながら頂くのも楽しそうでもあります。
窓際の席もまた雰囲気がいいんです。
とりわけ用の小鉢や皿が東洋でまとめられ、なんかいいよね、色気があるよねと感じるもの。
まずはビールでカンパイ。カンパイブルーイングでワンタンの皮を入れて作られたビールで、ワンタンの味は。。。しません。
醸造工程の中でワンタンの皮を入れているために、小麦を入れたビールに近いものがあります。
その季節によって変わる青菜炒め、この時は豆苗の炒め。台湾の少し汁気を感じる青菜炒めがまたおいしいんです。
台湾の唐揚げである鹽酥雞。塩で味付けられ同じく台湾のバジル、九層塔の香りを感じられます。屋台で売られるのと同じように紙袋に入ってるのもまたそそります。
ワンタンの店だけに楽しみとして来たワンタン。今回ば豚肉と竹の子の2種類を選択。みっちりと詰まった餡とシワシワにぎゅっとなった皮が一瞬わずかに押し返すように歯応えを感じるものの、スッと噛み切れる病みつきになりそうなもの。ラー油も合わせるとまたおいしい。
魯肉飯はなんと皮付きの豚バラ肉!、なかなか皮付きの豚バラ肉を使う店舗は多くなく貴重です。甘味も感じられカラメルのコクと皮から出る粘りが合わさりご飯が進みます。
次は葱油拌麺、油で葱をじっくりと香りを出して甘めの醤油と共に伊府麺へかけたもの。テーブルへ届いたら早めに良くひっくり返すように混ぜるのがポイント。これまたシンプルなのにニヤっとするほどおいしい。
最後はさっぱりとコブミカンサワーエール。どれも堪能することができました。
ビール好きとしても所々に感じるものがあります。
地域の方々からも気になっている新店だそうで、地域の人気店となることでしょう。
さて、また混んで入れなくなる前に伺うことにしましょう。
次はどんなビールと出会えるでしょうか。
ごちそうさま。
鶯嵝荘 also
最寄り:都営三田線 白山、東京メトロ南北線 東大前
東京都文京区白山5丁目32−13
営業時間:11:30〜14:30、17:00〜20:00
休日:月曜
喫煙:禁煙
台湾ビール:あり