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高田馬場「沙県小吃」中国から上陸した庶民のスナックは。

高田馬場駅、早稲田大学と東京電機大学が重なる一大エリアのイメージはある街ですが、古くからミャンマーの文化が根付くエリアでもあり、ここ2年ほどにおいては中国、台湾の食文化の広がりが感じる場所になりつつあります。マーラータンやタピオカミルクティーを始め、今まで見ることのなかった中国の食べ物を見ることが増えています。

 

 

そんな高田馬場の街から西早稲田へ向かう場所に開店した「沙県小吃」は中国全土で6万店もあるファーストフードとも言える、ハンバーガーショップのように街を歩くと見ることができるほど中国に住む人に根ざした店でもあります。

 

開店してから何度か行ってはいましたが、なんと鹵肉飯(魯肉飯の簡体字)が発売されたとの情報があり伺った今回、どんな魯肉飯をいただくことができるのでしょう。

 

「沙県小吃」は勢いもあり、横浜中華街にも開店したこともあり、ニュースで報道されるほどの脅威を感じるもの。

 

始めは伴面とワンタン、スープのみの提供でしたが、1月からは魯肉飯と牛肉米線が増えてメニューに厚みが出てきています。
米線も珍しい国産でベトナムのブンに近い丸く生のものを使われているようです。

 

魯肉飯はスープセットにすることも出来て、このスープがまた絶妙な旨味が出ているもので器に入れてから蒸しているため、具材からのエキスが全部飲むことができるもの。台湾でも何度か頂いたことがありましたが、さも普通にこのスープを飲むことが出来るのは幸せです。

 

魯肉飯は皮付きの豚バラを大きめに切られたものと、あばら部分の旨味のある肉がトロトロに煮込まれたものとのダブルで食感、旨味があるものの組み合わせ、八角はほのかに感じられ少しこってりとした甘みの味付けがなされています。

日本人が思う魯肉飯とも台湾人が思う魯肉飯ともベクトルが少し違う魯肉飯は、やっぱり魯肉飯でもあり旨味が感じられる一つとなりました。
また伺うことにしましょう、ごちそうさま。

 

 





沙県小吃 高田馬場店

最寄り:JR山手線 高田馬場、東京メトロ東西線 高田馬場、西武新宿線 高田馬場

住所:東京都新宿区高田馬場2丁目8−6

営業時間:11:00〜22:00

休日:無休

喫煙:可

台湾ビール:あり

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