古書街と呼ばれて久しい神保町界隈は本を読みながら食べられるカレー、そして餃子のお店が意外と多くある街です。その中に餃子メインに営業するお店を一つ見つけました。
「曾さんの餃子」は六本木の餃包から派生した餃子メインのお店を神保町へ開店しました。
まず目に入るのは餃子が前に押し出されたもの。
神保町の中にあり、通りがかるとなにか気になるお店の一つです。
この日はランチでいただきます。定食メニューで餃子定食、油淋鶏定食、台湾まぜそば、せいろ定食、水餃子のつけ麺とあり焼き餃子定食はご飯を魯肉飯に変更することができます。
もちろん単品で魯肉飯をオーダーすることもできますが、うりである餃子も頂きたく焼き餃子定食にしてみましょう。餃子の数を選べるのもなかなか魅力的です。
軽く食べたいときも、しっかり食べたい時も対応できます。
店内はかなり自由度が高い配置で少人数でも多人数でも使うことが出来る形で雰囲気もすごく良いものです。
水のグラスがサッポロビール。瓶ビールにサッポロラガーがあるのも嬉しいところです。
ウイスキーや焼酎にフルーツを漬け込むことは多いものですが、紹興酒にフルーツを漬け込むのは珍しく頂きたかったものの今回は我慢。
季節のとあるだけにレモンや甘夏など、旬の柑橘類を漬け込んでいるのはそれぞれの季節ごとの楽しみとなり得るものでしょう。
肉汁がたっぷりと詰まっているたけに、食べ方も気をつけたいもの。美味しい食べ方が書いてあるのも親切です。
台湾や中国であればお店のねえさんが軽く教えてくれたりするものですが、日本ではあまり客側が好まないために貼ってあることでわかりやすい方法です。
キモは黒酢をたっぷりと使うこと。餃子に味はしっかりとついているために黒酢と生姜だけでもいいくらいです。
餃子6個セットがやってきました。生姜もたっぷりと。
このボリュームで890円は安く感じます。
焼き餃子はどちらかというと生煎包といった感じでしっかりと包まれた肉汁たっぷりの餡、そして蒸し焼きにされた厚めのもちもちとした皮でカリッとモチっとしたコントラストが香ばしい香りとともに食欲をそそり、一口かじれば熱々の肉汁が飛び出て来ます。張り紙もありますが、「熱い肉汁注意」そのままです。
肉汁たっぷりで皮と一緒に噛むごとにじんわりと美味しさが広がります。
いわゆる他の焼き餃子と異なり、一つ一つが大きく、皮もしっかりとあるために普段食べる餃子の半分くらいを目安とした腹具合が良さそう。
結構お腹いっぱいになります。
魯肉飯はひき肉タイプのしっかりと味付けがされているものでしょっぱめなタイプ。五香粉はほんの軽め。
ひき肉で脂も落としてあるために結構あっさりとした魯肉はしいたけとネギが入っています。
なにか飽きないもので常備菜(肉)として置いておいても良いのかなと思えます。
一緒に頂いた天津セットは小籠包とエビシュウマイ、エビ巻きと、天津といいつつ紹興酒を飲みたいと思えるもの。
昼からゆるりと飲むのも、夕方に飲むのもちょうど良さそう。
東京ドームが近いこともあり、野球の話題も方々から聞こえてくる店内は平日も休日も楽しそうです。
またゆっくりと伺うことにしましょう。
ごちそうさま。
店舗名
最寄り:都営三田線 神保町、
住所:東京都千代田区西神田2丁目7−14
営業時間:11:00〜16:00、17:00〜22:00、土曜11:00〜21:00、日・祝11:00〜20:00
休日:無休
喫煙:禁煙
台湾ビール:なし