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玉造「玉造夜市」一人でも使いやすい中華アジアンバル

長堀通が通る玉造。落ち着いた住宅街が続く商店街の一角にある玉造夜市、御堂筋が通るエリアとは全く違う雰囲気がある場所です。

 

雰囲気のある商店街を歩いていくと突如として現れる玉造夜市さんは2018年秋に開店された新しい店。話題になりつつある中華アジアンバルの一つでもあり期待して早めに伺うことにした今回。

 

扉が大きく入りやすく感じられる店先は中華屋とも思えない明るい作りで、楽しそうに飲んでる姿を見たら吸い寄せられそうなところがすごく惹かれるものがあります。

 

中華アジアンバルとうたうだけあり、中華、台湾の料理を出し、ちょい飲み、一人飲みにも使えそうな手軽なもので「ちょっと入ってみよか」という気持ちになることができるものです。中華はどうしても多めな量になることも多く、一人では使い勝手の悪いことが多いものですがこちらはどうでしょう。

 

店内はカウンターのみで構成され、なにか飲みたいという食欲を誘う赤に統一されています。かといってギラギラした赤ではなくすぐに慣れます。

 

厨房は一人で調理するのにちょうど良いコンパクトにまとまっています。

 

まずはビールからいただきましょうか。

 

一人で調理をしていることもあり品数は多くはありませんが、食べたいと思えるものばかり揃っている厳選されたメニュー構成。

 

水餃子はもちっとして台湾で食べたような野菜の旨味を感じる餡でしっかりと味がついており、タレは必要ありません。
この3個というのもつまみにちょうど良い数で嬉しいところです。

 

台湾の夜市で名物である雛排、台湾だと大雛排として大きな一枚の鶏胸肉をつかいますが、鶏胸肉を半分に使って小雛排として出している嬉しさ。からっとジューシーに仕上がっているのもビールが進みそう。

 

紹興酒は薄めのグラスでいただき、グラスが変われば味の感じ方も変わり、もともと好きな紹興酒も改めていいなと思えるものです。

 

紹興酒と合わせて頂く黒酢酢豚はびっくりするほどまろやかで、しっかりとしたロース肉が使われているために肉の旨味がしっかりと閉じ込められている素晴らしいもの。野菜もシャキッとしておりこんな酢豚で飲めたら幸せになれます。

 

魯肉飯は。というと五香粉を控えめに感じる、しょっぱめなタイプです。それでも淡い味付けであり肉の味を表に出している流れに乗ったもので増えつつある魯肉飯でもあります。
これからも新鮮な肉の旨味を出した魯肉飯が増えていくことでしょう。

 

小吃と魯肉飯を食べる台湾らしい食べ方も出来る玉造夜市さん。
帰ることには満席で人気をうかがわせるお店、また伺うことにしましょう。
ごちそうさま。

 

 





店舗名

最寄り:JR大阪環状線 玉造、大阪メトロ長堀鶴見緑地線 玉造

住所:大阪府大阪市東成区東小橋1丁目2−7

営業時間:18:00〜0:00

休日:月曜

喫煙:禁煙

台湾ビール:あり

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