東京タワーで行われた台湾祭2017へ潜入しました。
台湾の盛り上がりと広告の打ち方がうまいのとで盛況に終わったイベントでした。
非常に嬉しいのが、日本の台湾料理店だけではなく、台湾からのお店が結構あり、現地そのままの味を食べることができることです。
11時前に着いたのに入場までに2時間待ちという恐ろしい行列っぷりにちょっとだけ怯みつつ、東京タワーを見上げながら待ちました。
あと1週間たてば、この木も桜が咲き東京タワーとの見栄えも非常に良いのでしょう。
結局、1時間ちょっとだけ待って入場することに。
それでも売切の表示があるものが結構あります。
もちろん、台湾ビールもあり、フルーツビールも抑えているところが素敵。
台湾の夜市にもよくあるスマートボール。
こんなローカルなものもあるのは楽しいところ。
さて、魯肉飯は。
「台日文化交流基金」でいただいた台南式の魯肉飯。
魯肉の上にでんぶが乗っており、味の変化が楽しめます。
甘みと八角はほどほどに、ビールが進みそう。
「吼搭拉」の滷肉飯。
魯肉飯と滷肉飯は同じものでもともと滷肉飯という文字から魯肉飯へ変化していったものだそう。
コラーゲンぷるっぷるな豚肉の皮がどっさりはいっていて、豚の甘みと糖分の甘みで汁もトロットロでした。
肉がそこまで多くない気もしましたが、滷肉飯とさっぱりしたスープがあれば満足できそうな味付けです。
魯肉飯ではありませんが、「台南担仔麺」の肉燥飯。
似てはいますが、魯肉飯はひき肉か短冊状に切られていますが、肉燥飯はひき肉のみで作られており、脂身を取っているため、割合とさっぱりといただくことができます。
台湾らしいところが、麺を「湯」と「乾」を選ぶことができること。
台湾では、同じ麺でもラーメンのように汁に麺が泳いでいる「湯」もしくは、まぜそばや油そばのように汁がない「乾」かを選ぶことができます。
それと同じように2種類から選べるのは腹具合と気分具合で頼むことができるのは日本の台湾料理店ではまだまだ少ないように思えます。
こうやって台湾から日本へ来て現地の味そのまま食べられるというのは幸せです。
値段も頃合いでお祭りというよりは、少しでも多くの種類を食べてもらって台湾に興味を持ってもらおう。という気概を感じます。
池の上の「光春」が台南式魯肉飯を出していました。
墨田区より「virgo beer」
台湾のビールメーカーではありませんが、東京の墨田区でビールを作っているクラフトビールの会社です。
ライチのビールなど、台湾にからめたビールを出していてビール業界としてもなかなか美味しいビールを出しているので台湾に関わらずビールが好きであればおすすめ出来ます。
台湾観光局とくればチャイナエアライン(CI)
最新鋭のAirbus350のモデルを持ち込んできています。
抽選で台湾往復チケットでも、と思いましたがそんな企画はありませんでした。
そして、台湾人と日本人のハーフであり、女優でありお医者さんの「一青妙」さん。
台湾が注目されている中、台湾人の食事の仕方など台湾現地の目線から見た情報を聞くことができてなるほどなと感じることが多く、非常にためになりました。
台湾人は白いご飯をあまり食べない(炊いた白米に魯肉や雛肉など、味をつけて食べることがほとんどです)ことや、麺にもいろいろあることなど、メジャーなガイドブックには乗らないような情報が多くありました。
次は7/7から7/9まで、上野恩賜公園にて「日本台湾祭り2017」を楽しみに。