大阪は上本町、谷町9丁目の開けた場所、駅から少し歩くと店がなくなっていく境に
「台湾茶 深泉」さんがあります
大阪へ行った際には是非とも伺いたかったお店でしたが、
昼間の営業のみのためなかなか伺うタイミングを取れずに
やっと伺うことができました。
大通りに面してはいますが、一歩入った場所にお店の扉があり、
真鍮の取手をがついた木の扉を開けると台湾の中の日本。
台湾には戦前、日本が進駐しており、日本の建物がたくさんあります。
そんな昔の建物の雰囲気が残っているのが気持ちの良い空間です。
木枠のガラス戸でもう最近は見られない空間でお茶を頂くことができます。
目を引いたのが金魚の茶器。
こんなセットがあったら楽しいだろうなと横目で見つつ。
「茶器は一期一会」そんな言葉がありました。
この週は涼麺があり、ちょうど伺った日には涼麺の料理教室があったそうな。
「涼」麺。と書くだけあり、冷めた麺に味をつけたものに味をつけていますが味付けは様々。
この肉味噌(と言っていいのか)が沙茶醬の香りがあり、こんな使い方があるんだと
新しい発見がありました。
次に頂くのはもちろん魯肉飯です。
でんぶが乗っているということは台南式?と思い気や台中式とのこと。
この魯肉の肉がまた美味しい肉で、味付けもあっさり目で肉本来の味を大事にしています。
こんなに肉が入っていていいの?と思えるほど肉肉しい魯肉飯、素敵な椀でした。
ちょうど店主をお話することができ、伺ったところ南投をルーツとされており、
南投の料理を出されているそう。
南投は肉が美味しく、肉を大事にした味付けで台北に比べて甘め、
台南に行くと甘めでこってり
いろいろな比較を知ることができました。
次に頂くのが水餃子。
いわゆる中国、台湾の主食の餃子でもちもちとした皮につつまれたやっぱりあっさりとした
肉の餡が包まれています。
事前に連絡したため、到着くらいに迷っていないか心配される連絡を頂き恐縮しましたが
台湾の情報をいろいろと伺うきっかけともなり、
とくに南投のローカルな情報も知ることができました。
台湾茶の看板を掲げているだけあり台湾茶がメインですが、楽しんでもらうため小吃として
ランチなどを出すようになった台湾の人の気質を感じたひととき。
時間があれば台湾茶も頂く予定でしたが、閉店時間間際に以下がったため、それもかなわず。
台湾料理教室や夜深泉として通常18時までですが19時くらいから
台湾のお酒を頂くことができるイベントも開かれています、
次回はそんなイベントへも参加できれば、情報をおしらせします。
目一杯、美味しい小吃とお話を伺うことができた台湾茶 深泉さん、ありがとうございました。
ごちそうさま。
台湾茶 深泉
最寄り:近鉄難波線 上本町、大阪地下鉄 千日前線 上本町、谷町線 谷町九丁目
住所:阪府大阪市天王寺区上本町6丁目8−9
営業時間:12:00〜18:00
休日:水曜
喫煙:禁煙
台湾ビール:なし
台湾茶 深泉 (中国茶専門店 / 大阪上本町駅、谷町九丁目駅、四天王寺前夕陽ケ丘駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0