台北の中正記念堂で魯肉飯と言えば行列がいつもできている金峰魯肉飯です。
その分店である西門金峰魯肉飯。こちらは店も新しく、並びも少ないため入りやすいお店です。
店先の天井を仰げばなんと看板として「西門金峰」の切り抜き文字が掲げてあります。今まで見た中で一番の斬新な看板です。
店先から厨房を覗くことができます。なにやら引き出しのようなものが見えますがコレは蒸し器。
蒸し器といえばセイロを思い浮かぶかもしれませんが、引き出しのように横からとることができればセイロのように上からとっていく必要がないすぐれものです。
店内の奥には西門金峰のロゴが掲げてあります。
ロゴの建物は西門にかつてあった西本願寺。西本願寺の跡地に立つ鐘楼のシルエットが書かれているなんともにくいデザインです。
西門金峰でも台湾では多い注文票に記載してオーダーするタイプ。紙ではなくパウチされており、赤鉛筆でチェックを入れます。
赤鉛筆というよりはダーマトっぽい感じでした。ダーマトだとパウチに書いても拭けば落とすことが出来るため、便利なのでしょう。
頂きたいと思っていた金針菜とスペアリブのスープ。これは店先にあった蒸し器で作られており、調理から食べるまで、この容器の中で行われます。
金針菜も美味しく、乾燥の金針菜を買ってしまおうか迷うスープです。
店名である魯肉飯は八角がしっかりと効いていて脂身も多い台北に多いタイプであるように思えます。
ご飯がわりと固めに仕上がっているため、魯肉との相性がよくなっています。
こちらは外帯(Take Away)のメニュー、こちらは日本語が一部記載されているようです。
表記としては突っ込みどころはありますが、外国語というのは往々にしてよくあるもの。
食べた後なのが申し訳ないですが、小鉢に記載されている店名をどうしてもお見せしたく。
底でもなく、側面に横文字で記載ではなく、縦文字で店名が書いてあるのは初めての経験です。
金峰魯肉飯の本店も巡礼の意味でよいですが、西門の西門金峰も美味しく、待ち時間もほどほどのため使いやすいのではないでしょうか。
ごちそうさま。
西門金鋒魯肉飯 西門総店
最寄り:MRT新店線、松山線 西門
住所:台北市萬華區昆明街89號
営業時間:10:00〜22:00
休日:なし
喫煙:禁煙
台湾ビール:なし
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