台北の中心からずれたところにある地元客のほうが多い臨江街夜市(迪化街夜市)。
この夜市のど真ん中とも言える場所にある「胡記通化街米粉湯」さん。なんと50年も続くお店なのだそう。
民国歴で56年、これは西暦で換算すると1957年でちょうど50年になるのです。
台北の中にも何店か分店がありますが、臨江街のお店が本店です。
割とこじんまりとした入り口で「饒河街観光夜市」のド派手さにくらべたらずいぶんとあっさりとしてはいますが夜市は夜市。この日はあいにくの雨模様で人出が少ないためにほどほどに歩きやすい状態でした。
56年に創立との看板が。魯肉飯を頂きにきましたが、豚のホルモンをメインに出しているようです。
日本人の目からするとホルモンは割と足が早いのでホルモンをメインに出す店は新鮮なホルモンを仕入れて出すことが多いように見えますが、こちらでもそうなのでしょうか。
また、あまり見たことのないメニューがあります、雛魯飯。鶏肉飯は鶏肉を蒸しあげますが雛魯飯は煮込んだものなのでしょうか、次回は頂いてみましょう。
しっかりとしいたけ(香菇)と書いてあり、どうやらしいたけが結構入っている魯肉飯のようです。
やはりしいたけと書いてあるほど、しっかりとしいたけの旨味が感じられます。
そしてオイスターソースの旨味、カラメルの香ばしさのバランスがなかなかよく、箸が止まらずに一気に食べてしまいました。
台湾で食べる魯肉飯には漬物が乗っていることが多く、こちらはきゅうりの漬物。今まで食べた中ではきゅうりが乗っているのは初めての経験ですが、結構さっぱりして良いモノです。
食べ終わった後でアレですが、ロゴがあしらわれているのは初めてです、結構センスのある「胡」の文字でいいなと思います。
大きい夜市ではありませんが、活気のある雰囲気がなかなか良い臨江街夜市。人いきれに疲れたときにはちょうど良さそうです。
ごちそうさま。
胡記通化街米粉湯
最寄り:MRT信義安和站
住所:台北市中山区伊通街110號
営業時間:11:00〜25:00
休日:無休
喫煙:禁煙
台湾ビール:なし
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