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神戸元町「キッチン キキ」ランチのみのレアな魯肉飯を求めて。

神戸元町、いつ行っても新しい何かがある街で今回もその新しいもの。だんだんと都内でも増えて来ているシェアキッチンは店舗や場所にもよりますが曜日や時間などで区切り、様々な店舗が曜日によって入るためオーナーとしても店舗の稼働率が高くなり、出店側も店を始めたいけれどハードルが低くなり、そして客側も曜日などによって違うお店の味を食べることができるといった、Win-Win-Winの関係ができる良いシステムでもあります。
今回伺った「キッチン キキ」さんもシェアキッチン「ヒトトバ」で土曜日の昼間のみ営業されている中華系軽食食堂です。2018年9月に営業開始され、若干曜日をずらして営業された期間もあったようですが土曜日へ移動し伺いやすくなった感があるもの。

 

看板はヒトトバとありますが、立て看板で当日がどのお店が営業しているかわかるようになっています。

 

立て看板も表裏となかなか楽しいメニューリストなどが掲示されており「いいな」と思わせるもの。

 

あまりにも可愛い看板にほっこりとするもの。なんとなく店主の姿に似ているマスコットと見るべきか、店主のキャラを2次元にしたと見るか。

 

店内はカウンターとテーブルでヒトとヒトを繋げられるような構成。オーナーの気持ちが伝わってくるようです。

 

魯肉飯の単品ではなく、ワンタンや坦々麵の食事として提供される魯肉飯。今回は四川の料理であるエビワンタンのセットにしていただきましょう。

 

まず頂いた前菜が大根を紹興酒と醤油で漬けたもの。実山椒とゆずの香りがまた素晴らしい。

 

母娘のお二人で営業されており、それぞれが作る味がうまく合わされているのがまたゆっくりとしてしまいそうな雰囲気もあり、味にも出ているように思えます。

 

頂いたエビワンタン(蝦仁紅油沙手)もプリプリのエビがぎゅっと詰まったものでエビそのものを食べているようにも思える素材の味を大事にしたもの。そしてたれもさっぱりと甘酸っぱいものがありタイ料理の甘酸っぱさを感じるものがあります。なかなか食べられない味で素晴らしいもの。花椒が効いており思ったよりはシビレるので辛いものが苦手な方は注意が必要かもしれません。

 

 

そして頂いた魯肉飯はとろっとした甘めの味付けがされており、八角もほんの少し香ります。
煮込みも長くされているためほろっと崩れそうな魯肉がまた茶碗に盛られたご飯とマッチしています。
なにか金曜日カレーならぬ土曜日魯肉飯を思わせる、学校から家へ帰ったら母親が作ってくれた魯肉飯と思えるようなホッとするものも感じることができます。

 

土曜日に神戸へ来ることがあれば着たいと思えるお店の一つとなりました。
ごちそうさま。

 

 

 




キッチン キキ

最寄り:JR東海道本線 神戸、阪神電車 西元町

住所:兵庫県神戸市神戸市中央区元町通6-5-13

営業時間:11:00〜15:00

休日:日曜から金曜

喫煙:禁煙

台湾ビール:あり

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