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南砂「台湾阿Q麺館」台湾へ迷い込んで食べる魯肉飯。

南砂駅から少し歩いた場所に赤い看板がぽっと現れます。こんなところに?とも思える車通りは多いものの人通りが少ない場所にありますがそこだけは人の気配を感じます。
隣のネパール料理とともに赤い色合いで目立つことこの上なし。

 

台湾らしい少し落ち着いた朱色で塗られており民国66年(1977年)、創業40年にもなる老舗の日本店。都内で台湾料理はこの店と聞くことも多く期待をして伺います。

 

店内は不思議な雰囲気。台湾らしさもあり、アニメの世界の「台湾」という雰囲気もあるのが面白いところです。
なぜか昔に来たことのあるような感覚にさせてくれるのはなぜでしょう。

 

合点がいったのが「千」と「台湾の街を描いた絵」この二つが台湾らしくも台湾らしくもないところだったのでした。

また、ホワイトボードのおすすめメニューに惹かれてしまうのが辛党としての性。

 

ビールと2点ほど食事メニューから選ぶちょい飲みセットを頂きます。
女将がおすすめメニューからも小さくしてセットにして下さるということでお言葉に甘えて。
事前の情報から素敵なことはわかっていましたが、それ以上に素敵な女将です。

 

台湾の人はあまりやらないようですが日本人として少しつまみながら飲みたいもの。こういったアルコールと料理のセットは嬉しいもの。

非常に暑い日だったためまずはビールを頂きましょう。

 

ちょい飲みセットにはないおすすめメニューの中から頂いた白菜滷。いわゆる白菜をスープで煮たものですが、たっぷりのスープで煮こまれており、煮詰めていないためにスープ自体も美味しく飲むことができます。

 

もう一つは菜脯蛋、切り干し大根が入った卵焼きで塩気の感じと切り干し大根の歯ごたえが丁度良く、ビールとも良く合います。

 

魯肉飯はひき肉タイプのあっさりとした味付け。八角は感じられません。
しいたけの旨味が出ていてじわっとくる旨さ、なかなか見ないタイプですがしっくりとくる魯肉飯です。

 

周りからは全くと言って良いほど日本語が聴こえず、大久保界隈も日本ではない雰囲気がありますが、南砂もそれ以上に日本ではない場所のように思えてきます。
そんな独自のコミュニティーもある阿Q麺館さん。これからも楽しみです。
ごちそうさま。

 

 





台湾阿Q麺館

最寄り:東京メトロ東西線 南砂

住所:東京都 江東区東砂7丁目10−12

営業時間:11:30〜14:00、17:00〜22:00

休日:月曜

喫煙:禁煙

台湾ビール:あり

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