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飯田橋「PAIRON」餃子と魯肉飯のマリアージュ。

飯田橋から神楽坂をかすめて江戸川橋方面へ。
工場などが増えてくる中に餃子を売りとしているPAIRONさん、

どうもメニュー構成を見ていると台湾料理の流れを
組んでいるように思え、ふと魯肉飯と鶏肉飯があるのを見つけてしまいました。
魯肉飯以上にレアである鶏肉飯があるとなれば、台湾料理店としてジャンルわけをしても良いくらい。

店主の方も台湾と香港を食べ歩いたそう、どうりで香辛料の香りがするわけです。
以前に何度か餃子を頂きに来たことはありますが、魯肉飯を見つけたのは初めて。
この日はランチに伺いました。

PAIRON、漢字で書くと白龍。
看板にはしっかりと龍のロゴが入っています。

個人的にはヨーロッパの竜もよいですが、中国系の龍がかっこいいと思うところ。

 

 

いろいろと貼ってありますが、ちょっとだけ間口が引っ込んでいるため、車で走っていると
通り過ぎてしまうくらい地味な建前です。

この控えめなところとは打って変わって店内はなかなか「熱い」雰囲気があって楽しみがあります。

 

熱い情熱とウィットに富んだ絵心のある説明など一つ一つ見ているとオーダーしたことを忘れるくらい。

しかし、なんでこんなに絵がうまいんだろうと思える料理人。

真似はできませんが、メニューボードで目を引くというのも一つの才能です。

いろいろ書いてありますが「美味しいものを美味しいうちに」という思いが伝わってきます。

 

ランチでは先払いでメニューを選んでから着席しますが、メニューを見ていると他のメニューも

いろいろ食べたくなり困ってしまいます。

 

 

おめあての魯肉飯がやってきました。
餃子屋らしく?粗めにひかれたひき肉がメインで使われています。
あ、やっぱり餃子屋だったんだ、と気づかされる、台湾料理屋のそれとはまた違った味わいです。

 

醤油が強めの少ししょっぱめに味付けされ、しいたけの旨味がぎゅっと詰まった魯肉に仕上がっています。
甘さもありますが、肉としいたけの甘みが砂糖の甘みに打ち勝っており、素材の良さを感じます。
餃子に香辛料を多く使っているためか、逆に魯肉飯には香辛料は控えめ。
強弱に変化をもたせています。

 

いろいろとヒントがありそうなPAIRONさんの料理、まだまだ楽しみが増えそうです。

ごちそうさま。

 

 





PAIRON

最寄り:JR中央線 飯田橋、東京メトロ東西線 飯田橋

住所:東京都新宿区新小川町8-32

営業時間:11:30〜14:30、17:00〜23:00

休日:不定

喫煙:可

台湾ビール:なし

PAIRON餃子 / 飯田橋駅神楽坂駅牛込神楽坂駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

 

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