渋谷カリガリ。その名は広く知っている人も多く、新たに開業するカレー屋の道しるべを作ったとも言えるニュータイプのカレーを作るショップ。現在は渋谷店は閉店してしまいましたが、秋葉原、そして飯田橋にも出店することに
現在カリガリカレーは秋葉原とテイクアウト専門である丸の内店と、こちらの飯田橋店と夜に営業するバーやレストランを使わない時間帯に営業する間借り形式で営業しており、新規出没のように突然姿を現す、まさに幻影(ファントム)のようなカレー店を営んでいます。
飯田橋の間借りカレーはビストロ クオンさんの店舗を使っての営業です。間借りであるため連絡は電話ではなくTwitter:@caligari_iidへDMでの連絡が欲しいのこと。あくまで間借りという線引きがしっかりなされているようです。
カレー屋とばかり紹介していますが、実は魯肉飯も出すカリガリさん。SPICY CURRY 魯珈、ケニックカレーと続くカレー屋で魯肉飯を出すことがなぜに多いのかを検証するために伺うことにしましょう。
階段を降りていくとなにやら賑やかな雰囲気を感じる入り口。もともとのクオンさんの壁ですがカリガリ仕様にも見えてしまう雰囲気のマッチさが面白いところです。
店内はビストロなだけあり、ほどほどに広くイタリア料理、フランス料理と出すお店だとも思える雰囲気。小さいながらも壁にピザ窯を見つけました。
パーティーなどにも使えそうな店内。
ランチにスーパーマンを見ながらちょっとだけゆっくりとします。
いただくのは「アキバ盛りカレー2」カレー、アチャール、ポテトサラダ、魯肉飯、高菜と乗ったセットです。
若干薄めですがあっさりめの味付けがされており、さらっとしたカレーともちょうど良い味です。
八角は軽め。花椒の香りがピリッとしたカレーと相性が非常に良く、台湾でも良く使われる五香粉にも花椒が使われており、カレーにも使われることが多いスパイスの一つ。そのため近い香りのものであるカレーと魯肉飯を出す店が多いとの合点が行くことになりました。
ファントムなだけに渡り歩くことになるか、居続けてくれるかは神のみぞ知ることですが面白いお店であることは間違いなく、ファントムカレー屋、そしてファントム魯肉飯の店舗が続くことになるでしょうか。
魯肉飯の旅は続きます。ごちそうさま。
(2019/11/12 追記)現在閉店しています。
飯田橋カリガリ・間借りカレー
最寄り:JR総武線各駅停車 飯田橋、東京メトロ東西線 飯田橋
住所:東京都新宿区下宮比町1−1
営業時間:11:00〜15:00(LO14:40)
休日:土曜、日曜、祝日
喫煙:禁煙
台湾ビール:なし
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