駅からほど近く、商店街の裏通りでありつつ、人通りの絶えない場所にあり、スッと引き込まれる感覚になります。
空いているように見えても人が絶えない落ち着いていながら人気を伺わせるところ。
カップルでも来やすい綺麗な店先で、町の中華屋然としていながらもダイニングのような雰囲気があります。
台湾料理店らしく、台湾ビールをいただきます。
メニュー構成は食事にもよし、飲むにもよしといった構成。
やっぱり黒板に書いてあるメニューというのは目に入ってしまうものでメニュー表に書いてあるものより楽しんで頼むことができるのが楽しみの一つです。
手書きの暖かさって黒板以上の訴求力があります。
シンプルに2、3点までがよいところ。
夜はお通し300円が点いてきますが、こんな素敵な搾菜を食べることができるのであれば、頼んで出てくるものと遜色なく頂けます。
家常豆腐
まず豆腐が美味しい。
豆腐を外側がカリッと、中側がトロッとうまく揚げてあり熱々の状態で旨辛い。
この辛さもただ辛いのではなく甘味のある辛さが何とも後を引きます。
さて、本題のルーロー飯といきましょう。
程よく八角、苦味も感じるため五香粉か、効いていて味に奥行きを加えています。
肉は大きめに挽いてあり、しっかりとした肉感もありつつ、肉の味がじゅわっと出てくるのが嬉しい。
粒が立ちつつも硬くない羽釜で炊いたようなツヤツヤとしたご飯にたっぷりとかけてあり、ご飯の粒が肉汁にしっかりと包まり、なんとも脂と米の甘味が幸せな気分にさせます。
ルーロー飯も美味しく、ちょっと飲みたいというときにもちょうどよく、間隔をあけずに来たくなるお店です。
ごちそうさま。
最寄り:JR中央線 荻窪、東京メトロ丸の内線 荻窪
営業時間:11:00〜14:30(LO14:00)、17:30〜30:00(LO22:30)
休日:火曜
喫煙:禁煙
台湾ビール:あり
夜総合点★★★★☆ 4.0