西武線と有楽町線、そして大江戸線と大きな要所ともなる練馬。魅力的な飲み屋が連なる路地があり、はしごをするにも最適な練馬駅前に出来たラーメンを主軸とする「松軒中華食堂」さん。牛めしの松屋で有名な松屋フーズにて営業され、都内に4店舗ある中の練馬店へ今回はお邪魔します。
店舗は2階にあり、入り口のショーケースには料理のサンプルが置いてあります。残念ながら魯肉飯はサンプルにありません。
流行りでもありますが、ちょい飲みの需要をうまく取り込めるビールなどのアルコールとちょっとしたつまみがあるのが魅力的。この中に小さいサイズとしてある魯肉飯。台湾でもおかずとご飯を食べるように丼ではなく茶碗サイズというのが嬉しいところです。
注文はタブレットを使った方式で、メニューのオーダーから会計時までタブレットで済んでしまいます。会計は手元にあるテーブル番号が記載されたカードをレジに持って行くことで決済します。
店内はテーブル席と目隠しされたカウンターの2通りあり、松屋系列としてはおなじみとなった配置で一人でも視線がぶつからないカウンターです。
こんなところにも松屋や松のやで培ったスペースの使い方のうまさを感じます。
夏の暑い日には旬のナスとビールがまた最高。このナスがしっかりと油通しされており、中華の調理法でないと出ない旨さがあります。
魯肉飯は八角は感じられず、ほぐした角煮タイプではありますが、砂糖を焦がしたカラメルのコクを感じます。油葱酥らしさはありませんが、カラメルでコクが補完された若干濃いめの味付けはビールともラーメンとも相性が良く、ラーメンをメインとしていることから良く考えられていることでしょう。
まさかの松屋フーズの魯肉飯、創業者の瓦葺氏が始めに開いたのは中華飯店、ラーメンがメインとはいえ、中華食堂を開くことが出来たのはどんな思いなのでしょう。
またちょい飲みに伺うことにしましょう
ごちそうさま。
松軒中華食堂 練馬店
最寄り:西武池袋線 練馬、都営地下鉄大江戸線 練馬
住所:東京都練馬区豊玉北5丁目8−11 2F
営業時間:10:00〜0:00
休日:無休
喫煙:禁煙
台湾ビール:なし