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川口「雲林坊」地元に根付く担々麺と魯肉飯。

キューポラが有名な埼玉県川口市、鋳鉄の街として栄えてきましたがもう一つの面はサッポロビールの工場があったこと。
サッポロビール園があったほど地元に根付いており、工場が閉鎖された後にはそごうデパートに再開店しています。
そんなそごうの裏手にある「雲林坊」さんは神田の中華料理店「雲林」の姉妹店でラーメン屋などの形態で気軽に安価に担々麺や麻婆豆腐を食べることが出来るような店舗を秋葉原や川口に展開しています。
ただし、魯肉飯があるのは川口店のみ。

 

メニューは雲林のスープあり担々麺、本場成都の汁なし担々麺、タンメン、麻婆豆腐、そして台湾ルーロー飯と、辛いものが苦手な人でも一緒に食べることが出来るメニュー構成です。
担々麺を軸にしながら成都、上海、香港、台湾と中国だけではない中華圏の料理を取り入れたメニューは楽しみの一つにもなります。

 

休日ということもあり、家族連れが多い客席はテーブルもいくつかあり、お子様ラーメンまであるために来やすいのでしょう。

 

川口店限定でもらうことが出来るトッピング無料券はごはん、麺大盛り、味付き玉子、パクチー、ウーロン茶から選ぶことが出来ます。残念ながらルーロー飯はこの中にありませんでした。

 

今回頂いたラーメンは海老ワンタンと生海苔入り葱油かけ塩タンメン。海苔の香りが良く、海老ワンタンと合わせると潮の香りが感じられます。
スープの旨味と全粒粉入りの低加水麺が非常に相性がよくどれも主張しつつもお互い喧嘩しないバランスが良いものです。
この麺で作られた担々麺は絶対に美味しいと思わせるもの、次は担々麺も食べに来てみましょう。

 

肝心の台湾ルーロー飯はラーメンに負けないしっかりとした味付けで五香粉がわずかに感じられます。
トロミがしっかりとあり、ピーナッツペーストを使うことが多い担々麺であってもちょうどよい食べ合わせを狙っているのでしょう。
普段は邪魔だとさえ思うカイワレが濃いめの味付けを中和させる方向にもありバランスの良さがあります。
ご飯の盛りは茶碗多めと丼飯の間ほど。ほどほどの量があるためラーメンと一緒にオーダーする際には食べ過ぎに注意が必要です。

埼玉県では多くなりルーロー飯を出す貴重なお店、次は担々麺を一緒にいただきに伺うことにしましょう。
ごちそうさま。

 

 





神田担担麺・陳麻婆豆腐 雲林坊 川口店

最寄り:JR京浜東北線 川口

住所:埼玉県川口市栄町3丁目5−16

営業時間:11:00〜25:45

休日:月曜

喫煙:禁煙

台湾ビール:あり

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