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(閉店)白山「喫茶おとら」紅茶とも相性が良い魯肉飯は。

白山。そこは東京大学も近く東京大学付属の植物園もあり、23区内とは思えないほどの閑静な住宅街が続くエリア。そんな中にある喫茶おとら。紅茶がメインのお店ですがメニューの一つとして喫茶店の美味しいカレーと魯肉飯も出されています。

 

 

まだ松の内、正月飾りがありますが窓が大きな通りに面しており気持ち良さそうな店内が伺えます。さりげない看板が雰囲気を感じるところ。黒板メニューには本日のおすすめ紅茶も書いており、ほんとに紅茶を愛していることを思わせるものです。

 

 

店内はカウンター、2人かけのテーブル、そしてシェアテーブルと配置され、それぞれが木の温もりを感じる大きな木材を使われたものでもう何十年もここでやっているような雰囲気を感じるものばかり。築200年の屋敷で使われていた木材を使ったと言われても納得するほどの見事なもの。

 

 

いただいたのはランチの魯肉飯セット。角切りの明るい煮込みと卵、青菜とオーソドックスなビジュアル。

軽い八角の香りとあっさり目の味付けでさらっとくせがなく食べることが出来ます。魯肉は少しプリッとした食感があり軽く水煮にしてからタレと合わせて煮込むことで生まれる食感に似ています。そのため肉肉しい食感がうまれて肉の丼を食べている満足感が得られることができます。

 

 

ランチセットである魯肉飯セット、それからキーマカレーセットには紅茶かコーヒーを選ぶことが出来、紅茶はニルギリとアッサムから選ぶことができる贅沢さ。それに自家製ピクルスが付いてきます。セットで1030円なので紅茶分があるから結構するのかと思ったものの。。。。

 

 

しっかりとしたポットで付いてくる驚き。逆に1030円ではちょっと安いかもと思えるものを感じます。

 

 

紅茶が冷めないようにかけられるティーコージーとコースターはお揃いになっている細やかさで繊細な店主の感性が感じられます。

喫茶店のカレーは美味しいと言われますが魯肉飯も同じようにスパイス(八角)が使われており、インドでもチャイとスパイスが使われた料理やお菓子を食べることを考慮すると実は当たり前のように思える相性の良さ。

魯肉飯と紅茶。これからも増えてくる予感は感じます。

魯肉飯ばかりでなく他にも美味しそうなフード、そして紅茶の数々はまた来たいと思えるものばかり。
またゆっくりと伺うことにしましょう。
ごちそうさま。

 

(2019/6/18 追記)現在閉店しています。

 





喫茶おとら

最寄り:都営三田線 白山

住所:東京都文京区向丘1−9−18

営業時間:9:00〜20:00

休日:不定

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

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