ルーロー飯のためのポータルサイト

神楽坂「TAIHU TOKYO(臺虎精釀)」クラフトビールと共に頂く滷肉飯。

石畳が続く言われがちな花柳街である神楽坂には各国料理と共に各種のアルコールの店も多く、日本酒や焼酎、クラフトビールのお店もたくさんある中、台湾からのクラフトビールブリュワリーが初の日本上陸として選んだのがこの神楽坂。クラフトビールを愛する日本人も台湾ではこの臺虎精釀と言われるほど台湾では素晴らしいクラフトビールを作るブリュワリーでもあり、草分け的な存在でもあります。
その神楽坂の中でも地元住民も外から飲みにくる方も混じる本多横丁に5月にソフトオープンした「TAIHU TOKYO(臺虎精釀)」さん、COVID-19旋風の吹き荒ぶ中、ついに本格オープンを迎えました。

「TAIHU TOKYO」さん、上陸の際には箕面ビールの協力もあり京阪神のブリュワリーとのつながりも強く、そんな中見つけた京都醸造と臺虎精釀のコラボビール、京麻吉。

飲んでみるとなんと芝麻醤のような濃厚なゴマの香りと味わいがあり、スイーツのようにも思えてきます。
日本でもチョコレートやフルーツを使うこともクラフトビール会では多くありますが、台湾ではさらに自由度があるように思えます。

ソフトオープンの際にはなかったフードメニューを見るとなんと滷肉飯の文字が。実は夕食前にビールをさらっと頂くつもりで伺った今回の臺虎精釀さん。滷肉飯を頂かない理由はありません。

タップは全部で16。この日はゲストを含めて10種類の樽ビールを頂くことができました。

頂くのは滷肉飯と気になった揚げ物の盛り合わせ「鹽酥雞」。鳥の唐揚げ、花枝丸(イカ団子)、季節の野菜、そしてびっくりしたのが大根餅をスティックにして揚げています。もちろん九層塔(台湾バジル)で香りつけされており、スナックにも、もちろんしっかりとしたビールにも相性が非常に良く感じられます。

虎がモチーフのロゴが使われている臺虎精釀、日本に来て北斎漫画の影響を感じる絵付け皿がまたなんとも可愛さがあります。

滷肉飯は五香粉が効いており、糖分の甘さは控えめなものの豚肉の脂から出る甘さが感じられるもの。カラメルのコクもしっかりと感じられ胡椒のスパイシーさがありビールの締めとしてより、ぜひビールとペアリングして食べて欲しいとの思いが伝わってきます。
ワインや日本酒もフードペアリングと言われて来たなか、もちろんクラフトビールでもフードペアリングは盛んで臺虎精釀さんでもいろいろと楽しめそうなラインナップとなっています。

帰りにいただいたのはストロベリーダイキリ、缶で臺虎精釀のラインナップを持ち帰ることが出来るのも嬉しいところ、少しずつ制覇していきましょうか。

休みの日の早い時間にビールと滷肉飯はいかがでしょう。
また伺うことにしましょう。
ごちそうさま。


Taihu Tokyo / タイフートーキョー(臺虎精釀)

最寄り:JR総武各駅停車 飯田橋、東京メトロ東西線 飯田橋

住所:東京都新宿区神楽坂4丁目4 河庄ビル

営業時間:11:30〜20:00

休日:月、火、木、日曜

喫煙:禁煙

台湾ビール:あり

SNSでフォローする