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飯田橋「七宝 麻辣湯」薬膳に敏感な女性の新天地

ここは江戸時代には江戸城の石垣があった内側、外堀から少し入った場所にあります。

名の知れた大企業の麓で遅くまで仕事をする方々、早く仕事を終わらせて飲みに繰り出す方々。

いろいろな人たちの流れがある場所で飲みをうたった店の中で異色な存在感がある薬膳スープ春雨のお店がそこにはありました。

 

ちょっと日本じゃないような雰囲気がある入り口付近で一瞬台湾の火鍋を出す店を思い出されます。

それもそのはず、火鍋もここではいただくことができます。

 

 

まず入って目がつくのは野菜などの食材が並んだ冷蔵庫。

ここから好きな具材を取って店員に渡すことでこれから頼むことができる薬膳スープの春雨に乗せてもらえます。

野菜の種類も豊富でどれを入れるか迷ってしまいます。

3種類までは値段に含まれますが、4種類目以降は1種類110円で追加できるので欲張っても良いですよ。

 

イカ団子と高菜とターサイをチョイス、ちゃんと火を入れた上で綺麗に盛り付けてもらえます。

薬膳スープにピリ辛をたしてみました。

ちょっと辛いだけなのに薬膳の効果で汗が吹き出します。

 

魯肉飯も忘れていません。

ここでは通常サイズも単品で頼むことができ、ミニサイズももちろんあります、今回はミニサイズをお願いしました。

角煮が乗っているタイプで黄身が半熟卵と高菜漬けが乗っているのは嬉しいところ。

魯肉のタレの味がしみた卵も美味しいですが、黄身が半熟なのは周りの固めな卵と半熟な黄身がご飯とちょうど合うのです。

ラーメンでよくある半熟卵と同じなのにご飯と合わせるとここまで美味しいとは、と感じさせます。

 

肉は、というと甘さは控えめで八角も抑えてあります。薬膳スープとケンカしないようにしているのでしょう。

しかし甘さ控えめなのに濃厚なタレのため、「台湾らしさ」を感じます。

 

 

薬膳と春雨。ラーメンに比べて割とヘルシーに思えてしまいます。

胃にも負担がなく、かつ美味しい。

そんなこともうけてか、19時も超えるというのに残業とおぼしき女性たちが代わる代わるいらっしゃっていました。

具材も選べて飽きず、スープも選ぶことができるとあれば、魯肉飯も美味しいお店には週に3回きてもいいような気分になりました。

 

ごちそうさま。

最寄り:JR総武線 飯田橋、東京メトロ東西線 飯田橋、東京メトロ東西線 飯田橋、都営大江戸線 飯田橋

営業時間:11:30~23:00

休日:無休

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

 





七宝麻辣湯 飯田橋店ラーメン / 飯田橋駅九段下駅牛込神楽坂駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

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