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魯肉飯とはどんな食べ物か

魯肉飯とは台湾料理の一つで「煮込み豚肉かけご飯」です。
日本の読み方はルーローハン、中国語ではルーローファンと読みます。
英語ではluroufanと書きます。

脂身が多い豚バラ肉を甘めの味付けの醤油で煮込むことでご飯にも非常に合い、
台湾ではどこの食堂に行っても魯肉飯を食べることが出来る、
メニューには白米と魯肉飯が並んで乗っているメジャーな食べ物です。

魯肉飯も以前は滷肉飯と書かれていましたが、現在は魯肉飯と書かれることも多く、
滷肉飯の「滷」という字を紐解いていくと滷味にたどり着きます。
「滷味(ルーウェイ)」は甘めの味付けの醤油で煮込んだ味を指しており、
魯肉飯も甘めの味付けの醤油をベースとしており、日本でいう煮物や佃煮など
たまには食べたい、1日に一回は食べないとご飯を食べた気がしない。
そんな生まれ育った土地の味のベースが魯肉飯にも通づるものがあります。

 

魯肉飯の作り方

豚バラ肉を短冊状に切った後ににんにくと生姜で炒めて、醤油、砂糖、米酒、
油葱酥(揚げエシャレット)、白胡椒で煮込みます。
八角や五香粉は必ず必要なものではなく、台湾では入っていないことも多いです。

[blogcard url=”https://alsoluroufan.com/category/recipe/” title=”お家で作るレシピ” content=”魯肉 飯の作り方を簡単なものから本格的なものまで紹介しています。”]

 

台湾での魯肉飯の食べ方

丼で魯肉飯のみを食べることはなく、ご飯茶碗程度の大きさの魯肉飯、おかず、スープで食べることが多く、
日本の定食(おかず、みそ汁、ご飯)と同じような構成で食べます。
味をつけたご飯という位置づけです。

日本での魯肉飯の食べ方

日本でもそぼろかけご飯とされることもありますが、そぼろ(挽肉)のみで作られることはなく、
食感の変化を狙って挽肉も使うのが正解とされます。
また、魯肉飯の大きさは牛丼や親子丼のように丼で一食として提供されることが多く、
茶碗の大きさでは食べた気がしない客側の思い、
茶碗程度の大きさでは単価が低い提供側の思いが一致した結果と考えます。