ルーロー飯のためのポータルサイト

都立大学「TORAU」魯肉飯でアペロしませんか。

東急東横線都立大学駅から5分ほど、過去には都立大学があった土地ですが現在は移転して名前が残り今に至ります。そんな大学のそばに感じる地元を貫く八雲通りには気になるお店がたくさん見つけることができます。そんな通りの中に2018年に開店した「TORAU」さんは日常にちょっとだけ良いものを。と感じる空間でワインや魯肉飯頂くことができるものです。

 

八雲通りを歩くと一瞬フランスの街角を思わせるようなブルーの店先が現れました。
地中海を思わせるシンプルながら素敵な色使いです。

 

シンプルなだけにどんな店かわかるようにメニューの一部とどんなものが売られているかがうまく掲載されているのは良いところ。
日本人は入っていいか分からないと入らないことが多く、ちょっとした誘導も必要です。

 

メニューは自然派ワイン(ヴァンナチュール)を中心にこの日は5種類、日本酒が2種類、そしてもちろん台湾ビールもラインナップにある台湾好きを感じさせるものがあります。
この日はランブルスコがあったりとちょっと蒸し蒸しする日にちょうど良いセレクト、行くたびにどんなワインが飲めるか楽しみの一つになりそうです。

 

シンプルな店内は揃えられた食器類も相まって木の雰囲気がすごく感じます。
決して派手なものではなく、こんな日常があったらいいなと思えるもの。「TORAU」は15時からと早くから開いており、明るいうちに軽く食べて一杯飲みながら一息をつくという使い方にも良さそう。

 

日が暮れてからこの灯りはどのような光で店内を照らすのでしょうか。柔らかい光に癒されそう。

 

暑いところを歩いてきたため、まずは冷えた白ワインをいただきつつ。

 

店内で飲食とともに、国内外からオーガニック中心でセレクトした調味料類も販売されています。
中には他であまりみない貴重なものもあるかもしれません。

 

香草パン粉のフライにサルサを添えたもの。魚のフライは見つけると頼みたいメニューの一つ。魚だから白ワインというわけではありませんが、サルサのさっぱりとした酸味と相性が良いものです。

 

グラスもボトルも選択できるワインリストの中で見つけた「魯肉飯に合うワイン。」そんな紹介はなかなか見つけることはできませんが、味付けのベクトルは違うものの魯肉飯も調理方法としてシチューなどと通づるものもあり、ワインと相性が良いものです。

 

もちろんおすすめとされるワインと魯肉飯をペアリングして頂きましょう。
一口食べると意外と八角の香りを感じて驚き、淡い味付けの中に肉の旨味を感じます。日本では食べられることが少ないカラメルがしっかりと感じられ、こっそりと入っているシイタケの旨味と合わせ技でコクをプラスしています。
淡いながらもコクがある魯肉飯とミディアムボディの赤ワイン、シラーやメルローではなくピノ・ノワールとガメイという香りがあるタイプのワインと合わせてマリアージュを感じられます。
いつも同じワインがあるとは限りませんが、そのときに最適なワインを提供してくれることでしょう。

近所の方々も日常に使うことができる落ち着いた場所を提供する「TORAU」さん、次は暗くなってから別の雰囲気を感じてみることにしましょう。
ごちそうさま。

 

 





TORAU

最寄り:東急東横線 都立大学

住所:東京都目黒区八雲1丁目7−18

営業時間:15:00〜22:00(LO21:00)

休日:月曜、火曜(不定休)

喫煙:禁煙

台湾ビール:あり

 

SNSでフォローする