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台北「鬍鬚張魯肉飯」かつて日本を風靡した台湾の魯肉飯

魯肉飯の飯長を志すようになってから、かつて都内にも何店舗もあったことを知った
「鬍鬚張魯肉飯」、ただ、何年も前に都内からは姿を消し、石川県に2店舗を残すのみと
なったことを知り、石川県にも行きたいと思っていた矢先、台北を訪れる機会ができました。
もちろん「鬍鬚張魯肉飯」を外さずにはいられません。

そして鬍鬚張魯肉飯を訪れることに、ただし台北市内にある数店舗のうち台北華山店へ
伺うことにしました。

 

遠くからでも目立つ、黄色ベースに赤い文字。
まさに「鬍鬚張」ということがわかりやすくわくわくしてきます。

 

店内も非常に綺麗で割と新しい店舗でしょうか、誰でも抵抗なく入れる店内かと。

 

メニュー数の割付もあるとは思いますが、甘いデザートがほどほどに真ん中を占めているのが
面白いところ。人は左上側から視線が流れるため、食べて欲しいメニューは左側に記載します。
デザートが割と左側に記載ということは結構押しているメニューなのでしょうか。

 

魯肉飯とスープ、おかずとついて99元は結構お得なのではないでしょうか。

 

右側に店員募集と書いてあるのも面白く、その絵が創始者である張さんの似顔絵で
かつて南北戦争時代の兵士募集の有名なポスターのオマージュというなんともシュールな
かつ、うまく掛け合わせてあるのがニヤリとしてしまいます。

 

魯肉飯の小、ここではこのサイズしかありませんが、他での小サイズ。

 

これとA菜のニンニクソースかけ。

Twitterで取ったアンケートでも魯肉飯と小皿のおかずで食べるのが人気でした。

魯肉飯はというとちょっと骨と皮、いや、脂と皮ばかりじゃない?というところはありますが
肉をもっと入れてくれというのはちょっと感じます。

甘みが結構強く、少しカラメリゼしたようなコクと醤油の旨みが混じり合い、
非常にバランスがよくなっています。
五香粉や八角の香りはほとんど感じなく、一時期は日本を風靡しただけあります。
日本人の好みにもあったのでしょう。

日本の店舗との味の違いを検証してみる必要が出てきました。
いずれ機会を作ってみましょう。

魯肉飯を中心とした定食に近い食べ方で頂くことができる使いやすい鬍鬚張魯肉飯。
チェーンのように大きい所帯になりましたが、個人店じゃないからといって侮ることはできません。
満足できる魯肉飯でした。

ごちそうさま。

 

 





鬍鬚張魯肉飯 台北華山店

最寄り:台北MRT、板南線 善導寺站

住所:台北市中正區忠孝東路一段150號

営業時間:10:00〜23:00

休日:無休

喫煙:禁煙

台湾ビール:なし

鬍鬚張魯肉飯 台北華山店台湾料理 / 忠孝新生駅周辺)

昼総合点★★★☆☆ 3.5

 

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